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対馬シーロード

国境の島:長崎県対馬市から発信。
朝鮮通信史絵巻の人形300体を制作中。
















     

退職した女性従業員から

「正月のお餅ですよ。」

私が忙しいのを知ってるから

気を利かせて差し入れてくれました。

 

つきたての餅、まるでお豆腐に触れるみたいに。。。。

触ると形がくずれそう。

 

仕事には厳しいところがある、私に付いて

私の苦情を言ったりすることは無く

思えば人に恵まれる徳を私は感じます。

私は素性の良い人との出会いに恵まれていました。

 

年末になると取引先が暮の挨拶に来ます。

本日、佐世保から来られた営業の責任者が

「これ、覚えてありますか」

と手製の皮袋をカバンから出されました。

私は少し照れ笑いしながら、

「これは順風作の皮袋ですね。

そうです。

もう、30年も、前の作品です。

とても使いやすくて、便利です。今も使っています。」

使い古した皮は柔らかく、良いところをとって

小物を作るのが好きなのです。

 

人も物も生かしてこそ冴える味

インチキ作家順風の好きな言葉です。

周りにありがとうございますと

言えて

私の周りのお人方からも

「いつまでもお元気でいてください。」

と。

私は周りから生かされています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スーパーエイジャー

聞きなれない言葉で、調べてみると

なるほど。

80歳以上の高齢者ですが

年齢より20歳~30歳も若い人に匹敵する

記憶力を持つ人達。

又は老いを知らない高齢者の意味。

 

スーパーエイジャー

には成らなくていいけれど

近づくにはいくつかの例がありました。

 

①一日3800歩くらい歩く

②なるべく早歩き

③十分な睡眠がとれる

④周りの人たちと交流する

⑤新しい課題と取り組む

⑥主観年齢が若い事

⑦生涯学習する事を持つ

⑧新しい事に興味を持つ

⑨ストレスに強くなる

⑩但し遺伝的なものもある。

 

多くの体験をしながら高齢になると

新鮮な青年のような気持ちを忘れてしまいます。

私も周りから見たら高齢者ですが

まだ子供みたいに、楽しい発想に出会います。

パソコンも仕事で必要なので

覚えました。

困難に出会った時は。パソコンみたいに

変換、ヘンカンと言いながら

心の中で困難を変換するのです。

何事も前向きに考えるのです。

前進するには前向きが一番進み易いからです。

 

 

三流の人形作家ですと。言いだしたころの作品

 

対馬の結婚式場に使ってもらいました。

 

 

まだ初期の頃の作品ですが

お正月

 

お面遊び

 

 

 

 

 

 

 

 

ジュンちゃん~。いるね。魚をもってきたよ。

漁師で私が、お兄ちゃんと呼んでる人が

大きな魚を昼過ぎ持って来てくれました。

魚が大きいからと、内臓はさばいてくれてました。

全長50㎝はあります。

今年の青魚には虫がいるから刺身にするなら

よく注意してね。」

 

私は実家が網元でしたから、子供の時から

魚を見て育ちましたから、

ウナギでも、こんな大きな魚でも

料理は出来ます。

 

とりあえず、魚を小分けしないといけません。

魚を扱う流し台はステンレス材質では

魚が滑って包丁を使うのは危険です。

コンクリート流しが安心です。

 

魚に寄生する白い虫は料理するときピンセットなどでとれます。

でも もしかの時

お刺身を食べて、虫に気がつかずの時。

それは大変~

胃袋に虫が噛みついてその激痛は救急車を呼びたいくらい

苦しいと、体験談を聞きました。

 

冷凍24時間又は煮炊きすれば虫の影響はないそうです。

私は青魚のお刺身は食べません。

 

仕事の関係で夕食をまかないました。

私の料理が美味しくないのか

近年海が枯れているようで対馬の魚も

美味しさがなくなっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

料理上手ではありませんが

料理は苦にはなりません。

主婦として私は通信簿だと2くらいでしょうか。

陶器が好きで,食器を見ると料理が閃くのです。

 

先ほど漁師さんから

イカの塩辛をいただきました。

今日はまかないで夕飯を準備するところでした。

 

 

対馬は今までにないほど、イカ漁がありません。

いつものイカが不良なので、これはミズイカだそうです。

ミズイカはイカの中では美味しいのです。

 

 

イカの塩辛とカブの酢もの。

 

 

有田焼の器です。

6㎝角の高さ2.5㎝

蓋つきの食器は私のように主婦業だけでない

者には便利です。

 

 

主婦業は二の次で、まだ本業がありますから

時間を見て準備よくしておくと慌てません。

ご馳走とは

当て字みたいに思いませんか。

忙しく走り回って作ると言う意味でしょうか。

美味しい料理とは

調理したてが、一番美味しいから

前準備しておくものがあると

走り回らなくておご馳走できます。

 

 

 

今日探し物をしていたら

写真の額の丁番が壊れかけてるのが出てきました。

男装・浦島太郎

女装・藤娘

21歳の時に藤間流舞踊で福岡の電気ホールでの舞台でした。

今 写真を見ながら

藤娘のポーズはもっと腰を落として

愛らしくしないといけないですね。

 

男装 浦島太郎は今思っても満点の踊りでした。

踊り終えて控え部屋に戻ると

裕福そうな年配の女性が

「いい男やね。~」

多分褒めの言葉のようでした。

男踊りは、足を鳴らすのがなかなか、上手にできず

三味線と長唄とに合わせながら

舞台を踏みながら、トントンと音を立てます。

 

 

古典舞踊の衣装はどっしりと、重たいです。

この時からもう55年過ぎました。

お稽古場には、かなり年配の方が、お稽古に来てありました。

踊りの手順をなかなか覚えられなくて、苦労してありました。

それでもお稽古に来られるのです。

 

高齢になっても正式にお稽古される姿は

今思うと見習う事です。