こんにちは、つくるまなぶ京都町家科学館ものづくりナビゲーターのかちゅーです。

 

今回は、つくるまなぶ京都町家科学館が開講するオンライン講座

「ピンボールをつくってまなぶ」を紹介します。

 

 

ピンボールをつくってまなぶで得られること

・ものが落ちるという当たり前のことを見直すことで、日常から不思議をみつけるきっかけが得られる。

・キット以外のものも組み合わせて創作することで、柔軟な発想と創造力を働かせる。

・自分でピンボールゲームのルールを作ることで、ものの作り方ではなく、ものを作る意味が考えられる体験。

 

穴の空いたボードを使って、ビー玉の落ち方や、ゴムの性質を考えながらピンボールを作っていく講座です。

 

 

 

 

ものが落ちるという簡単に思えることでも、実際にものを使って試してみるといろんな要素が混ざって想像通りにはいかないことがたくさんあります。

 

たとえば、↓の動画のクイズに挑戦してみてください。

どこに落ちるか予想できましたか?

 

ビー玉の落ち方を考えるだけでも、

・重力・万有引力

・位置エネルギー

・放物運動

・張力・弾性力

などなど難しい要素が複雑に組み合わさって動いています。

 

といってもこんな言葉を覚えてもらおうというわけではありません。

 

言葉や理屈を知識として覚えるのではなく、実際に使える知恵にするために

”つくりながらまなぶ”ことで体験的に理解するSTEAM教育プログラムです!

 

 

ニュートン vs.  フック

 

ビー玉が落ちていく理由である万有引力の法則を発見したニュートン

ゴムでビー玉をとばせる理由であるフックの法則を発見したフック

同時期にイギリスで活躍した2人。

どちらも近代科学の基盤を作った素晴らしい功績がありますが、お互いに仲が悪く、フックの没後イギリス王立協会の会長となったニュートンがフックの肖像画を捨ててしまい、現代にフックの正しい顔が伝わっていません。

せっかく同じテーマについて考えたのだから仲良くできたらいいのにね。

 

こんな科学に関する小話も交えながら講座を進行しています。

 

ニュートンさんとフックさんの関係は、それだけで1冊の本になってしまうほどいろいろな議論と衝突にあふれていますのでご興味があればぜひ↓

 

 

 

 

 

ピンボールをつくってまなぶ

 

材料キットとおうちにあるものを組み合わせて、自由につくりながらまなべる

「ピンボールをつくってまなぶ」

夏休み期間にも開催しますのでぜひぜひ!