『ミス・ポター』と『ビアトリクス・ポター 描き、語り、田園をいつくしんだ人』 | 富田林・じないまちの 本と雑貨 『緑の小道』日記

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富田林市には大阪府唯一の重要伝統的建造物群保存地区の寺内町があります。古本&雑貨屋店主の日々の雑記や愛読書紹介のブログです。2021年に母を亡くした後から苦しい日々となり、心はまだ鬱状態で動悸もありしんどいですが、毎日なんとか乗り越えてます。



※DVDは、売れていきましたが
載せておきます。




(※一部ネタバレあり。)

世界一有名なウサギ、ピーターラビットの
お話の舞台は イギリスの湖水地方。

私が テレビで 初めて
イギリスの湖水地方の風景を見て感動したのは
いつだったろうか─。
18~20歳の頃。
(いまだに旅する夢は叶ってないけど)

作者、ビアトリクス・ポターさんの
生き方も尊敬する。

ポターさんが自分の絵本で稼いだお金で
湖水地方の土地を購入し、
自分の他界後にも
その風景が変わらぬように保護することを条件に 
ナショナルトラストに寄付しなければ 
現在の湖水地方は 
変わり果てた風景だったかもしれない。

そんなポターさんの半生を描く映画
『ミス・ポター』を
私はようやく1年程前に見て、今年も再び見た。
とてもよかったと思う。




ポターさんの、
編集者ノーマンとの初恋の話は知らなかった...。
見ていて 
初々しくて嬉しくなるような 二人の恋。
あぁ、それなのに─。

まだ結婚できず、離れ離れになってる間の、
ノーマンさんの急逝は悲しすぎた─(涙)。

ポターさんに そんなつらい体験があったとは...。





私は 映画を見てから、
ポターさんについてのたくさんの本の中から、
『ビアトリクス・ポター 
描き、語り、田園をいつくしんだ人』を買い、ざっくりと読んだ。



『ビアトリクスにとって、
ノーマンの死はとうてい耐えられるものではありませんでした。
が、彼と婚約していたことは
かぎられた家族以外の人には内緒でしたから、
どんなに悲しくても、
家の外で それを口には出せませんでした。』


『ビアトリクス・ポター 描き、語り、田園をいつくしんだ人』より


ポターさんはノーマンの急逝後、
何年も後に 別の人と結婚した。

ポターさんが亡くなった後、
ご主人のウィリーは 
《嘆き暮らし、死ぬまで喪に服し続けていた》らしい─。

でも、彼はポターさんが亡くなってから
1年8ヶ月後に亡くなっているから、
長い間ではない。

むしろ、そのつらい苦しい時に 
ポターさんのもとへ旅立てて よかったのではないか....
今の私は とてもうらやましく思う。

私も、母の急逝から1年9ヶ月...。
私はいつあの世から呼ばれるのかわからないけど、
私も それまで喪に服す心境です...


『ミス・ポター』、せつないけど、
ポターさんとノーマンが素敵だし、
少し映る湖水地方の風景も美しいし、
(欲を言えば、あと10分くらい映画を長くして
湖水地方の風景をもっと映してほしかったけど..)
まだ見てない人は見てほしいので
販売します(レンタルだった物です)
800円(郵送の場合は850円)
※売れていきました🙏

本も、興味のある方にぜひ。販売します。






『ビアトリクス・ポター 描き、語り、田園をいつくしんだ人』
ジュディ・テイラー著 吉田新一 訳
福音館書店 1500円の予定(郵送の場合は1600円)

※表紙カバー外したらかわいい少女が。
ポターかな。




 

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