ムッシュかまやつ、逝く! | 皆見つかさ 公式ブログ 〜ソロアーティストの脳内と日常

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この記事は2948文字です。(読破予想時間:約7分1秒)

 

少し記事にするのが遅くなりましたが、数日前、ムッシュかまやつ(かまやつひろし)さんがお亡くなりになりましたね。
 

ムッシュかまやつさんが死去してから一夜明けた2日、最愛の夫人は2月末に他界していたことが分かりました。かまやつさん自身が2月に入ってからは一進一退の状態が続いており、ショックの大きさを考慮して夫人の訃報は知らされず。愛する夫人のもとに旅立つ形になりました。⇒ http://yahoo.jp/hvgYoU

Yahoo!ニュースさんの投稿 2017年3月2日

 

その昔、僕が生まれて間もない頃から3年間程の間に、爆発的なGS(グループサウンズ)ブームと言うものがありました。

 

そのブームの中にあったグループが、ムッシュかまやつさんのいた、ザ・スパイダースだった訳ですが、僕は今でもスパイダースが大好きです。

 

そのブームが終わりを告げた頃、僕はまだ3つか4つくらいの幼さだったのですが、何故だか僕の中には、スパイダースのリアルタイムの勇姿が色濃く残されています

 

その中でも特に、幼い頃から今に至るまで、堺正章さんが大好きなんですが、勿論、ムッシュかまやつさんも好きです。

 

スパイダースの中では特に、『バン・バン・バン』が好きで、昔、自作のオケ(カラオケ)を4トラックのカセットテープのMTRで作って、ボイストレーニングの課題曲の一曲として、練習していた時代もあるくらいです。

 

 

◇車の中がリハーサルスタジオだったあの頃

 

そのオケは今でも残っているので、そのオケを使ってボーカルだけ録音して、YouTubeカバー動画としてアップしようか、或いは、その時のアレンジをそのままに、新たにレコーディングし直してアップしようかと迷ってた時期もあります。

 

◇皆見つかさ・カバー曲 動画一覧

 

結局は、迷った挙げ句、何の結論も出さないままになってますが。(^▽^;)

 

 

スパイダースと言えば、今の若い世代にはピンと来ないかもしれませんが、名探偵コナンに出てくるBGMなどを思い出して頂ければ分かる方も多いのではないでしょうか?

 

コナンのBGMは昔大ヒットを記録した刑事ドラマ『太陽にほえろ!』のBGMと非常によく似ていて、一瞬、パクリと勘違いしてしまいそうになります。

 

しかし、太陽にほえろ!のテーマ曲は井上堯之さんで、コナンのBGMは作者は大野克夫さんで、スパイダースのメンバーだった方です。

 

因みに井上堯之バンドのメンバーには大野克夫さんもいらっしゃいます

 

そして大野さんは井上堯之バンド解散後も太陽にほえろ!の音楽を担当し続けておられたそうです。

 

どの部分がどっちでどんな割合で関わってたかまで、詳しくは知りませんが、要するに言いたい事はスパイダース解散後も、大活躍されいると言う事とお二人とも凄い方だと言う事です。

 

察するに、どちらも事件物繋がりと言う事で、わざと太陽にほえろに似せて作られているのではないかと思います。

 

僕の想像ですが、おそらく、コナンのBGMを太陽にほえろっぽくしたかった制作者側が、かと言って曲をパクる訳にもいかず、そっくりの曲を書いてもパクリにはならないご本人に曲を依頼したのではないでしょうか。

 

ま、そんなコナンのBGMを思い出すだけでも、スパイダースのメンバーの音楽性の高さが十分伺えると思います。

 

堺正章さんや井上順さんは、バラエティーなどでも長い間活躍しておられたので知っている人も多いと思いますが、大野克夫さんや井上堯之さんなど、今でも音楽界でその素晴らしい才能を発揮しつづけてらっしゃる方もおられます。

 

この勢いで、他のメンバーも一人一人全員紹介したい所ではありますが、主旨がどんどんズレますので、それはまたの機会にして今回はこの辺で。

 

 

昔、CDがかなり普及して来た頃で、まだレコードがギリギリ生き残ってたそんな時代に、中古レコード屋さんに、中古のCDやレコードを物色しに行った時の話です。

 

ザ・タイガースやワイルドワンズなどのシングルが、50円とか高くても300円程で売られていたのですが、僕がスパイダースのシングルを見つけて買おうかどうしようかと手に取って見た時、何と、そのシングルが1枚7000円もして驚いたと言う事がありました。

 

その中古屋の店主の話によると、GSのレコードの中でもスパイダースだけは別格で、価値が高いと言う事らしいです。

 

レコードの希少価値や人気はともかく、確かにサウンド面でも、業界ではスパイダースは別格扱いだったりします。

 

勿論、人によると言えばよりますが、玄人受けがいいと言うか、玄人からの評価が高い傾向にあると言うのか、とにかく、一段上の評価を受けている事が多いのは確かだと感じています。

 

子供の頃はよく分からず、スパイダースが一番好きだったのですが、音楽が分かる様になる程、その評価に納得できる様にもなりましたね。

 

今聴くと、GSブームに乗っかったほとんどのグループがザ・ベンチャーズなどの洋楽のエレキサウンドを取り入れた古き良き日本の歌謡曲と言う感じなので、平たく言えば、良くも悪くも歌謡曲の域を抜け出ていない訳です。

 

歌謡曲は僕も大好きで、だからダメって訳でもなく、ロックやポップス等の洋楽を語るラインでは語れない良さを持つのが歌謡曲であって、本格的なロックをしたいのなら歌謡曲要素があまり強いとダメだろうし、本格的な歌謡曲をするのならゴリゴリのロック色があるとキツい訳で、そういう意味で、当時のGSのそのほとんどが歌謡曲だったと感じている訳です。

 

そんな中でスパイダースは、当時、本格的にロックを理解し取り入れてた唯一のグループと感じる事が出来ます。

 

つまり、人気や音楽全般としての上下ではなく、そういうロック目線での評価と言ってもいいのかもしれません。

 

それに関しては、大野克夫さんや井上堯之さん、そして、ムッシュかまやつさんの存在が凄く大きかったのではないかと僕は思ってます。

 

 

スパイダースの中での僕のナンバー1ソングが『バン・バン・バン』なら、ムッシュかまやつさんのソロでの僕のベストソングはやっぱり『やつらの足音のバラード』ですね。

 

 

昔、弾き語りで、自分のレパとして演奏してたり、ユニットを組んで複数で演奏したりしていた程好きな曲です。

 

この曲は、はじめ人間ギャートルズ』と言うアニメのエンディングテーマとして使われてた曲で、忌野清志郎さんが作ったオープニングテーマと共に非常に思い出深い曲です。

 

 

本当に残念です。

 

うまくまとめる事が出来ませんでしたが、かまやつさんご夫妻のご冥福をお祈り致します。



☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*

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