この記事は2036文字です。（読破予想時間：約4分50秒）
今回のオススメ洋楽音源は、Larry Graham & Graham Central Stationの『My Radio Sure Sounds Good To Me』です。
◇My Radio Sure Sounds Good To Me／Larry Graham & Graham Central Station（Amazon）
◇Larry Graham & Graham Central Stationの「My Radio Sure Sounds Good to Me」をiTunesで
注意）iTunes Storeへのリンクは、アップル社の度重なる仕様の変更のせいなのか、お使いになるハードウェア・OSなどによって繋がったり、Apple Musicへ飛ばされたりと非常に不安定な状況が何年も続いています。
iTunes Storeでの購入をご希望にも関わらず、iTunes Storeへ繋がらないと言う方は、お手数ですが、直接iTunesを開いてiTunes Storeから検索、ご購入して頂きます様、お願い致します。
Larry Grahamと言えば、Sly & The Family Stone（通称スライストーン）のベーシストとして有名で、チョッパー奏法（スラッピング奏法）の生みの親としても有名です。
P-FunkのベーシストであるBootsy Collinsなど、我こそはチョッパーの生みの親であると主張しているベーシストは他にもいますが、世間からはほぼラリー・グラハムこそが生みの親であると認知されているのが実情です。
でも私は、ブーツィー・コリンズ達が嘘をついているとは思っていません。
寧ろ、そのベーシスト達の主張は、ほぼ全て真実だと思っています。
ピアノやアコースティックギターやウッドベースに比べて、電器楽器であるエレキ・ベースはかなり遅れて歴史がスタートしていますが、センスや才能が他より秀でた一部のベーシスト達にとって、特に誰かに習わずとも、弦を叩いたり引っ張ったりすると面白いと、自然と気付く時期が大体同じ様な時期だったのではないかと、私は思っています。
その中でも、誰が最初に認知されたか、或いは、誰が一番広げたかなど、いろんな要素で勝(まさ)った『ラリー・グラハムが最初説』が定説となったのだろうと思ってます。
要は、きっと、似た様な時期にそれぞれが別々に、同じ様な事を思いついたって事なのでしょう。
なので実際のところは、誰が一番かは、誰にも分からない事なのではないでしょうか。
そんな話をしていると、物凄く古臭いカビが生えた様なヌルいフレーズなんじゃないの？って思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、そんな事はありません。
僕がこのアルバムに出会ったのはまだ10代の頃でしたが、いきなり最初の『Pow!』で度肝を抜かれました。
鮮烈かつ強烈！
そしてハイレベルの完成度！
この影響を受けたたくさんのスーパーベーシストが、どんどん育ってますが、この人を過去の存在にする程の人はいまだに登場していません。
そして今現在、世界中のどのスラップベーシスト達も、まだまだラリー・グラハムの影響下にあると言っても過言ではありません。
ベーシストのバイブル的一枚になっているこのアルバム。
ベーシストでなくても、手元に置いておいて損はない一枚だと思います。
最後に、Amazonの場合、出品者によって価格のバラツキがありますので、ご購入の際にはご注意が必要です。
ここから貼ってるリンクは、私どものオススメ出品者と言う訳ではありません。
尚、iTunes Storeでは、適正価格での販売になっています。
もし、こんなの好きだ、趣味が合うなって方がいらっしゃれば、是非、僕の曲も聴いてみて下さい。
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