もも／ザ・ナンバーワン・バンド【オススメ邦楽音源】

この記事は2058文字です。（読破予想時間：約4分54秒）

小林克也さんがボーカルをつとめたザ・ナンバーワンバンドのアルバム『もも』。

◇もも/ザ・ナンバーワン・バンド（Amazon）

◇ザ・ナンバーワン・バンドの「もも」をiTunesで

注意）iTunes Storeへのリンクは、アップル社の度重なる仕様の変更のせいなのか、お使いになるハードウェア・OSなどによって繋がったり、Apple Musicへ飛ばされたりと非常に不安定な状況が何年も続いています。

iTunes Storeでの購入をご希望にも関わらず、iTunes Storeへ繋がらないと言う方は、お手数ですが、直接iTunesを開いてiTunes Storeから検索、ご購入して頂きます様、お願い致します。

小林克也さんと言えば、これまで多彩な活動をされてこられた方なので、人によっていろいろなイメージがあると思います。

僕のイメージは、DJマン小林克也であり、ラッパーでボーカリスト小林克也のイメージがどうしても一番前に出てきます。

それと言うのも、小林克也さんを初めて知ったのが、ザ・ナンバーワン・バンドの『うわさのカム・トゥ・ハワイ』と言う曲が最初だったと言うのと、このナンバーがあまりに強烈だったからに他ならないと思います。

■もも／ザ・ナンバーワン・バンド（無料でフル試聴）
	うわさのカム・トゥ・ハワイ／ザ・ナンバーワン・バンド

最初、ラジオから流れて来たこの曲を耳にした時は、しばらくコミックソングかと思って聴いてましたが、聴くうちにどんどん歌詞に引き込まれ、そうではない事にあまり時間をかけずに気付く事が出来ました。

明るいサウンドと能天気な語り口調のラップなのに、もの凄く哀しく切ない太平洋戦争戦時下の日系ハワイ移民の心が歌われていたのです。

この衝撃は、本当に今でもハッキリと覚えています。

当時、ドーナツ盤と言われたシングルレコードを購入して、本当に擦り切れる程聴きました。

そして、まだ高校生の僕には、アルバム購入はちょっと金銭的にキツかったので、アルバムはレンタルでカセットテープに録音したものを何度も聴きました。

そして、そのレコードもテープも今でも持っているのですが、数年前に、改めてiTunes Storeで購入しなおしました。

あくまで個人の感想ですが、日本語のラップでこれだけ格好いいラップは、この人のラップしか僕は知りません。

ラップと言うと、イコールヒップホップと思ってる方も案外たくさんいてる様ですが、ザ・ナンバーワン・バンドはヒップホップユニットではありません。

ただ残念なのは、これだけのセンスを持ちながら、多彩な才能を持ってるが故なのか、バンド活動を短い期間しかされずに今に至っている所です。

Amazonマーケットプレイスへの出店者のCD販売価格は、かなり高騰してる様で、その価格が適正な価格かどうか、私には判断出来ません。

価格を見て、適正かどうかの判断は、自己責任でご判断の上、購入して下さい。

AmazonでのMP3販売は、適正価格で販売されています。

iTunes Storeでのダウンロード販売も、Amazonとは少し価格が違いますが適正価格での販売になっている様です。

一聴の価値ありだと思います。

取り敢えず試聴だけでもしてみて欲しい秀作です。

もし、こんなの好きだ、趣味が合うなって方がいらっしゃれば、是非、僕の曲も聴いてみて下さい。

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