~風の吹くまま、自由気ままな旅を~ -97ページ目

散々だった一日  ~オリーブの丘で、この旅初めてのガンギレ~


エルサレム観光2日目。



今日はキリスト教にちなんだスポットを回った。



暑くならない午前中に旧市街の外にあるオリーブの丘を観光し、



日差しが強くなるお昼過ぎには旧市街に帰り、街中を観光する予定。



今日は盛りだくさんなので、移動日以外で久しぶりに早起きし、外に出た。



雲ひとつない青空が広がっており、清々しい朝だった。



僕も上機嫌でダマスカス門に向かう。






散々な一日が始まったとは知らずに・・・






※今日のブログは長いです。ご容赦ください。







まずは、オリーブの丘に向かう。


$~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-オリーブの丘



丘の上からはエルサレム旧市街を一望でき、とても綺麗だと聞いていた。



ただ、日差しを遮るものがないので、朝か夕方に行くのがよいとのことだった。



旧市街からは一度旧市街に通ずる坂を下り、そこから丘を登ることになる。



だいたい30分くらい。



丘の上からの景色はサイコーだった。



$~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-オリーブの丘からの眺め



旧市街の全景を望むことができ、スペインのトレドの街並みを思い出した。



ちなみに、手前に見えるのはユダヤ人墓地で、



この中に『シンドラーのリスト』で有名な、シンドラーのお墓もあるらしい。







丘の上からの景色を堪能した後、丘の途中にあるいくつかの観光スポットを回る。



$~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-ラグダラのマリアの教会
ダヴィンチコードにも登場する『マグラダのマリア』の教会


$~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-墓の入り口
聖母マリアの墓の教会内部


$~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-聖母マリアの墓
聖母マリアの墓







そう、ここまでは順調だった。



問題はここから。



次に訪れたのが、ゲッセマネ(オリーブ搾り)の園と隣接する万国民の教会。



最後の晩餐を終えたイエスがこれから起こる事を予想して悩み、祈ったとされる場所だ。



ここの午前の閉園時間は12時。



時間が近づいていたので、急いで入り口に向かう。



すると入り口にいた何人かの男が、「早く来い、早く来い」と手招きしている。



まだ閉園時間15分前だが、とりあえず走って向かい、中に入る。



中に入るとすぐに、神父のような黒い格好をした人が、「時間がないから案内してあげよう」と言ってきた。



若干格好が怪しかったが、教会内の神父とも笑顔で話していたので、信頼して話を聞いた。



~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-教会正面
万国民の教会正面


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-キリストが血の涙をながしたとこ
キリストが最後の夜を祈ったとされる岩の一部


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-庭
キリストの時代からあったとされるオリーブの園(手入れをする神父)







一通り見終わったところ(といっても2分くらい)で、男は切り出した。



ベツレヘムにもう行ったか?



オリーブの丘にはもう行ったか?



もし行ってないなら、俺のタクシーで連れてくよ






えっ、タクシー!?






僕の頭は??だった。



あなたはここの人じゃないの?



いや、俺クリスチャンじゃないし






・・・。



あ~、そういうこと。






状況を理解し、なんだかんだと理由をつけて、全て断る。






すると男は、案内したからチップを寄こせという。



まあ、これはよくあることなので、いつも通り断る。



そしたらなんと、男は教会のために寄付をしろと言い出した。



いやいやいや~。



あんたさっきクリスチャンじゃないって言ったじゃん(笑)



僕がそれなら教会の人に直接寄付したいというと、男は俺に渡せと譲らない。






もうめんどくさくなったので、出口に走っていこうとそっちを見ると、



外にいた男の仲間が、檻の扉を閉めやがった。






えっ?今度は監禁ですか!?






見事なコンビプレーなこと。



さすがにこの光景をみて僕も観念し、おとなしく10シュケル(250円)を渡す。






すると男は、ガンギレ。






これっぽっちの金で何ができる!!






・・・。



これでも、頑張ったんだけどな。



でまかせで、今日帰るから金がないというと、男は日本円でいいから出せと。



こっちがどう切り返すか悩んでるときもずっとマネーマネーマネーとうるさい。






男はしびれを切らし、僕のポケットを上から叩いた。



もちろん僕はコインを他にも持っていたので、チャリチャリとなる。






すると男は真顔で、






全部出せ。






ちゃらけた感じも、含み笑いもなく、真顔で言ってきた。






しょうがないので、僕がポケットの中からお金を全部(45シュケル≒1125円)手に出すと、男は・・・



しけてんな。物乞いにあげる金かよ



と言った。






この言葉を聞いて、僕の中の何かがキレた。



おまえほんとに終わってんな。
そんなにマネーが好きなら拾って集めな、このジャイアン!!




と叫びながら、手に持ってたお金を地面に叩きつけた。
※なぜジャイアンと言ったかは、本人も不明。ジャイアンもここまでひどくないよね。



そして出口に向かい、檻の扉を蹴り飛ばして開け、外に出た。






外にいた仲間の足に、蹴り開けた扉が当たったらしく、後ろで何か騒いでいたが、



振り返らず、そのまま人がたくさんいる旧市街方面へと向かった。






今考えると、扉の鍵を閉められてなくてほんとよかった。






聖地エルサレムの主要観光地で、こんな目に合うと思わなかった僕は、気分がた落ち。



午後も引き続き観光を続けたが、何を見ても、何をやっても、あいつの顔を思い出す。



どこに行っても、つまらない。



こういう時に、一人旅は不便だ。



なんでもかんでも、溜め込んでしまう。






その後も不運は続く。



旧市街ではタクシーに轢かれ(当てられ)、



新市街を歩いていたら、いきなり空からビールが降ってきた(若者がこぼした)。



さらに、あいつと同じものは食いたくないと心底思い日本料理屋に向かうが、お店は定休日。






この日は、何をやってもうまくいかなかったダウンダウンダウン






明日は、いい日でありますように :*:・( ̄∀ ̄)・:*:





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いよいよエルサレム旧市街へ  ~旧市街、嘆きの壁~



さあ、いよいよエルサレム旧市街です。



ご存知の通り、エルサレムはユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地となっている。
※エルサレムの詳細はこちらへ



旧市街は、4つの地区(ムスリム、キリスト、ユダヤ、アルメニア地区)と神殿の丘で成っており、



四方を高い城壁に囲まれている。



ダマスカス門から旧市街に入ると、石畳の細い路地へと出る。



旧市街内は複雑に入り組んでおり、アップダウンも多いため、非常に分かりにくい。



その分、街歩きのしがいがある街で、地図を見ないで歩くととても楽しい。



地区毎の街並みはちょっとずつ異なり、慣れてくると雰囲気で、



「あっ、この通りで地区変わったな」



と気づくことができる。



~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-旧市街1


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-旧市街2


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-旧市街3


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-旧市街4


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-旧市街5





旧市街を西側に向かって歩くと、神殿の丘にぶつかる。



神殿の丘はユダヤ教とイスラム教の聖地である、有名な『嘆きの壁』と『岩のドーム』がある。



この日は時間が遅かったため、岩のドームには行けず、嘆きの壁だけを見学した。



~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-嘆きの壁
嘆きの壁
※詳細はこちら



~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-女性用の壁
男性は左側、女性は右側と祈る場所は男女で分かれている



~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-異教徒用帽子
被り物がない人のために、帽子のレンタル有





ここの雰囲気は、過去旅してきた宗教施設(教会、モスク、神社など)のどれとも違った。



シンプルで、モノ静かで、時折さびしくも見える壁の前で、黙々と祈りを捧げる信者たち。



敬虔な信者たちは黒のスーツを身に纏い、ハットを被り、祈りを口にする。



時折、祈りながら何度も頭を下げ、また黙々と祈り始める。





壁を触ってみると、この炎天下の中なのに、冷たくひんやりとしていた。



壁の岩と岩の隙間には、祈りを書いたのであろう紙がたくさん挟まっている。



皆、頭や手を壁につけながら祈るので、頭から手の高さの壁は、他の部分より黒ずんでいた。





隣で信者が口ずさんでいる祈りに耳を傾けると、音程があり、歌っているようだった。





~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-ユダヤ1


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-ユダヤ2


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-ユダヤ3





僕は何をするでもなく、ただ彼らを見ていた。



壁の前に3時間ほどいたが、彼らは静かに黙々と祈りを捧げ、帰路についていく。



入れ替わり立ち代り人はやってくるが、



僕が見た人たちのほとんどが一人でやってきており、誰と会話するでもなく黙々と祈る。



彼らは何を想い、嘆きの壁に祈りを捧げるのか。



神や先人への祈りなのか、現世や己への祈りなのか、未来に対する祈りなのか・・・



その答えは彼らしか知らない。







夜になると、岩のドームの方からアザーン(イスラム教の祈りの時間を告げる音楽)が聞こえてきた。



岩のドームは、嘆きの壁のすぐ上にある。



旧市街に出ると、多くのムスリム達が岩のドームへと向かっていくのが見える。





ホテルへの帰路の途中、今度はキリスト教の聖地であるキリストの墓がある教会の前を通る。



教会前の広場では、団体ツアーで来ていた欧米人たちが、賛美歌を歌っていた。





3つの宗教の聖地がある街、エルサレム。



この街の複雑さを、五感で感じた一日だった。






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小さな橋を越えたら、そこはダビデの国  ~イスラエル入国~


やってきましたイスラエル!!



やばい、先進国だ。



西欧やアメリカのチェーンストアがたくさんある。



何でも手に入りそう。



ただ、物価高っ。






でも・・・






楽しそう!!



今までに感じたことがない空気(雰囲気)です。



この事については、また次回。



今回は、国境越えについて書きたいと思います。








出発はアンマン・ダウンタウンから。



10時にホテルを出発し、北バスターミナルへ(セルビス:0.30JD)



そこからセルビスを乗り換え、キング・フセイン橋へ(セルビス:5JD)
※3人集まらないと出発しないため、運が悪いと1時間待ち



~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-ヨルダン国境
ヨルダン側国境


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-バス
キング・フセイン橋を渡るバス


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-チェックポイント
ボーダーの間にはチェックポイントがある


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-ヨルダン川
ヨルダン川を渡る(ヨルダン川はほとんど見えず)





キング・フセイン橋は、ヨルダンとイスラエルとの国境の中で唯一、



ノースタンプで行けるボーダーなので、多くの人が利用する。



というのも、イスラエルのスタンプをもらってしまうと、



仲の悪い中東諸国(シリア、レバノン、イエメンなど)に入国できなくなってしまうからだ。



僕の場合、行きたかったイエメンにはもう行ったので、スタンプをもらってもかまわない。



それよりも怖かったのが、



仲の悪いイエメンに行ったことで審査官の機嫌を損ね、別室に監禁されることだ。



そうなると、1~2時間待ちはざらで、長い人は4時間以上監禁されるらしい。



よって、スタンプをもらうかどうかよりも、僕にとって重要なのは審査官の機嫌取りだ。






イスラエル側のボーダーにつくと、まずは荷物を預ける。



荷物を預けるときにパスポートも一緒に渡し、パスポート裏にこのようなシールを貼られる。


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-荷物シール



これが、ノースタンプの人にはまた曲者で、



粘着力が非常に強く、すぐに取らないとシールの跡がついてしまう。



シールの跡だけでも他の中東諸国に入国拒否されることがあるらしいので注意!!



荷物のチェックが終わるといよいよ入国審査。



~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-パスポートコントロール
こんな感じ



入国審査を担当する人は、全員女性。







さていよいよ僕の番。



スタンプの話は触れず、とりあえず色々な質問を受ける。



スタンプはもらってもよかったが、ノースタンプの方が後々便利なため、まずは状況をみてみる。



質問内容は、自分の名前、家族の名前、入国の目的、イスラエルに友達がいるか、など。



ただ審査官の声が小さかったため聞き取りづらく、何回も「sorry, pardon」と言ってしまった。



すると審査官の顔がだんだん険しくなり、不機嫌(めんどうくさそう)に・・・






そして、話はいよいよイエメンの話へ。



イエメンのVISAを見つけた時の審査官の顔といったらもう・・・



眉間に皺がより、鬼の形相でした汗



明らかに一段階下がったトーンでイエメンはどうだったかと聞かれる。



もうこの時点で、ヤバイと思ったので、すかさず



「イエメンは最悪だった。あんな国もう行きたくない(←嘘)」



「イスラエルは大好きだから、スタンプをパスポートに押してくれ」



と満面の笑みで答える。






したら、「あら、そうなの?じゃあもうOKよ!!はい、これ」



と見せたことのない満面の笑みでスタンプを押してくれた。



会話の所要時間5分。



上出来!!



ついに、イスラエル入国音譜


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-イスラエル国境
イスラエル側国境



国境からは、バンタクシーで旧市街のダマスカス門まで1時間弱(40ISR※荷物代込 ≒ 1000円)





エルサレムには13時半に着。



エルサレムは、ほんと西欧の街みたいです。



~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-ダマスカス
ダマスカス門


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-パーム
綺麗な道路


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-パリみたい
スペインの地中海リゾートみたい









でも、やっぱりここはエルサレム。









~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-ユダヤ
いらっしゃいました






明日の観光が楽しみです( ̄▽+ ̄*)





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アンマン近郊ツアー② ~死海 Dead sea~



ツアーの午後は、いよいよ死海へ!!



~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-死海



死海は、アラビア半島北西部に位置する塩湖で、



西側にイスラエル、東側をヨルダンに接している。



前回も少し書いたが湖面の海抜は-418mと、地球上で最も低い場所にある。



死海の水源は午前中に観光したヨルダン川。



年間降水量は50mmから100mmと極端に少なく、いつ行っても快晴晴れ



雨男雨女の方、必見!!






ただ、もし死海でも雨が降ったら・・・



もうあきらめてください。



アナタの天命です(笑)







死海といえば、もちろんこれ!!



~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-浮く


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-新聞



海水の塩分濃度が約3%であるのに対し、死海の湖水は約30%と非常に高濃度のため、



浮力が強く働き、人は簡単に浮くことができる。





湖水をなめてみると・・・



塩辛いというか、痛いしょぼん



そして、苦いです。



注)口と目は気をつけてください!!



絶対死守してください!!




調子に乗るとこうなります・・・・



~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-口に入ると



ちなみに、湖の中はこんな感じです。



~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-海の中






あと、女性陣に人気なのが、泥パック!!



~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-黒い人々


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-泥



日本でやれば軽く1万円は超えるパックがここでは3JD(400円)でできます。



湖底にももちろん泥が溜まっており、節約したい方はこちらをどうぞ。






他にも、湖底からはこんなものも。


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-塩







日差しの強烈さから、当初死海に10分入って写真だけ撮り、プールでゆっくりしようと、



ツアーメンバーと話していましたが、死海が思った以上に楽しくて、結局1時間半もいました。






泳げない人も、水が怖い人も、たぶん死海だったら楽しめると思います。



足がつかない場所でも、絶対に胸までしか沈みません。







この経験、ここでしか味わえないと思うので、ぜひ皆さんもどうぞ!!



~風の吹<br />くまま、自由気ままな旅を~-プール
僕たちが行ったアンマンビーチは、設備が整っているのでおススメ
※でもちょっと高いです(15JD ≒ 1995円)・・・








★今回のツアーについて



ファラホテル主催ツアー



人数が4人以上集まれば毎日催行。



かかった費用:



ツアー料金/17JD(交通費のみ)


マダバの教会/1JD


ネボ山/1JD


ベサニー/7JD


死海/15JD


トータル:41JD ≒ 5453円


※昼食は死海でしか食べれなく、12JDと法外な値段のため、持参をおススメします。


僕らはアンマンに帰ってくる(17時ごろ)まで我慢しました。






それでは、これからイスラエルに向け出発します。



Ciao!!





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アンマン近郊ツアー① ~マダバ、ネボ山、ベサニー~



ロンドンからアンマンに来たときは、「田舎だなぁ~」って思ってたけど、



イエメンから帰ってきた今は、アンマンを都会だと感じる。



だって、信号はあるし、英語が通じるんだもん(笑)



便利です、ヨルダン。



でも、そんな不便だったイエメンも好きニコニコ







さて、アンマンに帰ってきて2日目。



そういえば、ヨルダンを全然観光してないことに気づく。



最初はアンマン近郊は死海にだけ行ければいいかなと思ってたけど、



他にも面白そうな場所がいくつかあったので、ホテル主催のツアーに参加してみました。



その様子をどうぞ!!







≪マダバ≫


東ローマ帝国時代およびウマイヤ朝時代のモザイクが残ることで知られており、



特に東ローマ帝国時代のパレスチナおよびナイル川デルタを描いた、



モザイクでできた大きなマダバ地図が有名な街。



別名『モザイクシティ』



正直、このツアーに参加するまで知らなかった(笑)



~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-教会
正教会の聖ゲオルギウス聖堂


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-地図
聖堂内で見つかったモザイク地図(マダバ地図)


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-モザイク
他の教会跡のモザイク





≪ネボ山≫


ネボ山は旧約聖書で登場するモーセゆかりの地です。



モーセはこの地で亡くなったとされます。



モーセはユダヤの民を連れエジプトを脱出し、



シナイ山で神の啓示を受け約束の地を目指しました。



荒野を40年彷徨いエルサレムを間近に見るこの不毛の岩山で、



ついに力尽き倒れたといわれています。



もちろんこれも、今回初めて知りました(笑)



やっぱ世界史とか聖書とか知らないと、駄目だなと痛感・・・。



ちなみに、ネボ山は標高817mですが、下に見えるヨルダン渓谷(死海など)は標高-418m。



その落差は1235mに達します。



~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-ネボ 石碑
石碑


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-ネボ 景色
ネボ山からの景色


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-死海を望む
死海を望む。その奥は、もちろんイスラエル。


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-太陽が輝く
燦々と輝く太陽





≪ベサニー≫


ベサニーは新約聖書に登場する洗礼者ヨハネ、



旧約聖書の預言者エリヤが活動した場所として知られる。



それを記念する教会が建てられており、洗礼をさずけていた川のほとりまで歩いて行ける。



そしてこの川こそがヨルダン川であり、今はヨルダンとイスラエルの国境となっている。



~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-地図
施設内の地図


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-ツアーバス
施設内は完全に管理されており、ツアーで回る


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-ヨルダン川の教会
教会跡


$~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-入口
そして、ついにヨルダン川へ


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-ヨルダン川
ヨルダン川


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-触れてみる
川に触れてみる


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-イスラエル
川の向こうはもちろんイスラエル


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-イスラエル側
かなり整備されているイスラエル側




ベサニーでは1時間半ほどかけ、ガイド付き(英語)でじっくり観光したが、



自分の知識の無さから、ほとんどの場所の意味や由縁が分からなかった。



みなさん、やっぱり知識は重要です。






【次回へ続く】







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