イニエスタに、シャビに、ビジャに・・・ 大興奮の凱旋パレード
歓喜の夜から一夜。
あの感動を僕らに与えてくれた選手達が凱旋パレードをするという情報をゲット!!
これは行くっきゃない。
もしかしたら、近くで選手達を見れるかも・・・^^
パレードは19時からとのことだったが、
良い場所を取るために18時過ぎに現地入り。
1時間前なのに、もう沿道には人垣ができており、かなりの盛り上がり。

沿道

パレードスタート地点

スペイン版デコトラ

デコトラの前で一枚
どこからともなく優勝を祝う歌や掛け声が聞こえ、すでにお祭り騒ぎ。

♪ カンピオ~ネス、カンピオ~ネス ♪

信号機に登る子供
パレードの時間が刻一刻と近づくにつれ、人が増える増える。
19時前には沿道だけでは収まりきらず、道路の一車線を塞ぐほどに。


車もスゴイ
いよいよ19時になり、今か今かと待ちわびるファン。
が・・・
全く来る気配がない

というか、目の前の道にまだ一般車が往来しているので、来るはずがない。
ここからが長かった・・・
待てども待てども、来る気配が全くなかった。
時折、沿道から歓声が起こるが、それは奇抜なファンに対する歓声。

この人への声援は凄かった

スイス戦で彼女へのよそ見疑惑より戦犯にされたものの、
その後安定した活躍をしたカシージャスへのジョーク
※意味:サラさん(カシージャスの彼女)よ、GK(カシージャス)をもうFU○Kしていいぞ
予定時刻から15分経ち、30分経っても、未だ来る気配なし。
もうね、みんな待ち疲れ。
車道に座り込んだり、子供が疲れたと泣き出したり。

車道に座り込むファン
45分が過ぎ、みんなの顔には明らかな疲労感が・・・
ついには1時間が経過。
ほんとに今日やるのかな??と思ってしまうほどだった。
20時を過ぎた頃、警察が交通整備をし始める。
この時、僕のいた車道は集まったファンにより歩行者天国状態だったが、
バイクや車に乗った警官が、ファンを側道へ押し寄せる。

歩行者天国の車道

警察により交通整備された後の車道
ということは・・・
その時が近いということだ。
高まる緊張・・・
この時ばかりは、あのうるさいスペイン人達も、静かにスタート地点を見つめていた。
そして、20時10分を過ぎようとした時、スタート地点から大歓声が!!!!
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
かすかに見える、オープンバス。
しかも、沿道のファンと選手たちまでの距離がめっちゃ近い。

そして、いよいよ自分の前にバスが・・・。
もうね、ここからの記憶なし(笑)
選手の名前を連呼しながら、手を振る沿道のファンたち。
激戦の疲れを感じさせない笑顔で、それに応える選手たち。
あまりの興奮で、一回だけの観戦では物足りず、
側道から先回りして、二回も選手達に声援を送りに行っちゃったよ。
おかげで、こんな写真が撮れました!!









いや~、ほんと興奮しましたね。
たぶん、この旅一のテンションだったと思う。
おかげで、パレードを見送った後は、疲労感どっぷり。
最初はこの後、王宮で行われるセレモニーに行く予定だったけど、
そんな元気はもうなし。
帰って宿で写真をつまみに一杯やりました。
昨日・今日と、選手達はもちろん、僕らファンにとっても、
熱く、熱狂的な二日間だった。
選手のみなさんには、本当に“お疲れ様”と言いたい。
そして心からの“ありがとう”を。
★今日の一枚
イニエスタとシャビアロンソが、指をさしながら笑っていたので、
その指の方向へ目を向けると・・・

オランダサポーターも踊ってました
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世界で一番熱い夏 In Madrid
やってくれました!!
本当に、本当に感動した!!!!
これでこそ、航空券を捨てた甲斐があったというもの。
ここマドリッドでは、広場にPVが設置され、大盛り上がり!!
集まったサポーターの数・・・
なんと、25万人!!
もう人、人、人。
試合開始前からお祭り騒ぎ。
試合が始まれば、試合展開の一つ一つにみんなで、一喜一憂。
そして、歓喜の瞬間!!
みんなで抱き合い、称えあい、騒いだ熱い夜。
試合終了の笛が鳴り響いた瞬間の、“あの瞬間”の一体感。
僕は、一生忘れません。
それでは、世界で最も熱い一日の様子を、写真でどうぞ!!

戦闘準備万全。いざ出陣!!!

地下鉄も

お店も

車も

道も↑↑です

PVが行われる広場一帯は封鎖











そして、試合開始。


試合中一番沸いた得点の瞬間



そして・・・歓喜の瞬間へ





思わず、涙が・・・
試合は終わったけど、サポーターの本番はこれから・・・
熱く長い夜の始まりです。














スペイン代表の選手達のおかげで、
僕にとって、本当に一生忘れられない経験が出来ました。
心からの“おめでとう”を、スペインに・・・
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スペイン三大祭 サン・フェルミン祭 その2
素人闘牛を堪能した後は、街に繰り出します。
ほんと、お祭りの期間中は、“無礼講”!!
至る所で飲んでます、歌ってます。

道は全てBar状態

ここのBarは酷かった。入るなりウォッカを飲まされる悲劇。

この一番奥に僕が・・・写れてない(笑)

サンバのリズムが心地よかった

地球外生命体まで参加
あと、この日はたまたまだったのか、子供のためのヒガンテスもあった。

巨大人形 GIGANTES(ヒガンテス)

楽しみにしている子供達

いや~

かわいいっすね

みんな

見つめる子供

ほんと愛くるしい
お祭りの他にも、パンプローナは見所満載。

城壁に囲まれた小高い丘の上にある旧市街は見事だし

サンティアゴ・デ・コンポステーラまでの巡礼の道の中継地点だし

ヘミングウェイの出世作「日はまた昇る」の舞台でもある

日はまた昇るにも登場するカフェイルーニャ

お祭り仕様だったけど、相変わらず内装は見事
スペインに到着して、まだ16時間くらいだけど、
いや~、スペイン。
楽しいっす。

疲れたら、Barでカフェコルタード(濃い目のコーヒー)を飲み、

生ハムに舌鼓
スペイン サイコー ^^v
≪お祭り期間中のパンプローナの滞在方法≫
①高いお金を払ってでも、ホテルやホステルに泊まりたい!!
この場合、安ホステルで1泊35€、ホテルなら100€は覚悟してください。
しかも、かなり前からの予約が必須。
2ヶ月前に予約しようと思ったら、Hostel WorldもExpediaも良い宿は空いてなかった。
安いホステルの場合、ミニマム3泊など、制限もあるので注意。
②近郊都市から日帰り ←僕はこれ
たぶん、これが一番無難でしょう。
朝8時のコリーダに間に合えばいいので、近郊の場合は早朝、
マドリッドやバルセロナなどからは、夜行(半夜行)バスを利用すると便利。
1日あれば、十分祭りの雰囲気を楽しめると思います。
③野宿上等!!
欧米人パッカーが良くやる方法。
ほんとバスターミナルや公園、広場など、至る所でやってます。
体力に自信のある人は、ぜひどうぞ。
ちなみに、夜でも暑いので、立派な寝袋なくても大丈夫です。

こんなんや

こんなんがいっぱいいます
さすが、その名を世界に轟かす祭りだけあって、ほんと楽しかったです。
毎年7/6~7/14まで開催しているので、この時期にスペインを訪れたらぜひ!!
最後に私事のご連絡。
僕は今、マドリッドにいます。
明日のお昼にモロッコへ飛行機で飛ぶ予定でしたが・・・
マドリッドで延泊することになりました!!
理由はもちろん・・・
W杯!!
大好きなスペインを、スペインの地で応援したい。
ということで、イージージェットさん。
ゴメンナサイ。
さようなら、僕の航空券。
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スペイン三大祭 サン・フェルミン祭 その1
ポーランド・クラクフからはるばる20時間。
スペイン・パンプローナまでやってきました。
≪ルート≫
クラクフ→(バス)→カトヴィツェ→(飛行機)→マドリッド→(バス)→ソリア→(バス)→パンプローナ
この時期のパンプローナといえば、もちろん・・・

牛追い祭り~

W杯に負けないくらい盛り上がってます
パンプローナには、8時からのコリーダ(牛追い)に合わせ、6時に到着。
着いてみての感想は・・・
臭い!! (;´Д`)ノ
バスターミナルも、街も、道もすでに酒浸し。
広場はゴミで溢れかえっていた。

そして、時折聞こえてくる奇声。
どうして、こっちの祭りはいつもこうなんだ・・・
まあ、こっちではこれが普通なんだと思うけど。
さっそく、旧市街の中心へ。
早朝到着だったので、余裕でいい場所取れるだろうと思っていたら、とんでもない。
まだ7時前だってのに、コリーダの道は人が一杯。

まだ7時前ですよ、みなさん・・・

柵も着々と準備
そして、7時を過ぎるとようやく空も明るくなり始め・・・
スペイン三大祭の中で最も過激なお祭りの一日が始まった。
さて、コリーダ。
ここにきて考えるのは、走るか否か。
もちろん、ここまで来たなら走りたい。
ただ、皆さんもご存知の通り、これけっこう危険なんです。
毎年死者もしくは重傷者が必ず出てるし、転倒して血だらけなんて当たり前。
数十メートルおきに、救護班と救急車が待機していることからも、危険度が分かる。
とりあえず、戦う前に敵情視察しなくてはと、牛さんのご機嫌を伺いに行くと・・・

もうね、準備万端って感じ。
しかも、こいつらけっこうでかい。
角の部分まで入れれば、僕の身長(165cm)とほとんど変わりません。
そりゃ、イッテQでこの祭りに参加した、宮川大輔もビビるわ。
ということで、コリーダの道の上でどうしようか迷う。
迷う・・・
開始15分前まで迷う・・・

道にはもう人が一杯

階段の上の観客も大盛り上がり
すると、悩んでいたのが顔に出たのか、隣にいたおっちゃんグループに、
「なんだ、おまえは走らないのか? どうだ俺達と一緒に走るか?
こんなお腹の俺たちが走るんだから、おまえなら大丈夫だ。」
と、ビール腹の自分のお腹を指差しながら、からかわれた。
思わず、笑っちゃったよ。
というか、救われた。
このおっちゃんたちのおかげで、吹っ切れた。
よし、行くか!!
ということで、コリーダに参戦!!

開始10分前の沿道

窓からも観客が
残念ながら、ここからの写真はありません。
コリーダの道の上での写真撮影は禁止なのです。
まあ写真撮ってる人がいたら、明らかに危険だしね。
終わってみての感想は・・・
マジ怖ぇ~~
いやあれ、無理。
自分的にはけっこう頑張ったつもりだけど、たぶん端から見たら、チキン走り。
だって、めっちゃ腰引けてたもん(笑)
でも、牛との距離4mくらいのとこまで行けて、自分的には大満足

走り終わった後、おっちゃんグループから、
『最初にしちゃ上出来だ。また明日な!!』
と言われ、ハイタッチして別れた。
いいっすね、こういうの。
でも自分日帰りなんで、明日はないっす。
すまん、おっちゃんたち。
コリーダは全行程でもたぶん5分かからないくらい。
ということで、走るのなんてあっという間。
走った後は、コリーダをみんなで歩き、ゴールの闘牛場へ向かう。

道は大渋滞

誰かの残された靴

闘牛場前に到着
闘牛場に着くと、中では素人闘牛が行われていた。

臨場感を出すため、大きめの写真でどうぞ ※追記:右側見切れててスンマセン。

牛はまだ子牛で、角はゴムでガードされている

うまくかわしたり

牛の上を飛び越えたりすると

会場から拍手が

素人闘牛の終わりには、みんなで記念撮影

一緒に観戦した家族の娘さん・ルシアちゃん。
最初、なんでI love San Franciscoなのかと思った(笑)

素人闘牛の後の馬術ショー
素人闘牛が終わったのが、9時過ぎ。
コリーダがスタートしたのが8時なので、ここまでたったの1時間。
あっという間で、大興奮の1時間だった。
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クラクフ旧市街とポーランドのレストラン
ポーランドの街の中で戦災を免れた数少ない街、クラクフ。
そのおかげで、中世にはポーランドの首都として栄えた美しい街並みを、
今も変わらぬ姿で見ることができる。

聖マリア教会

お城

スウォヴァツキ劇場

コロリアンスカ門

旧市街は公園に囲まれている

駅前には最新のショッピングセンターも

どこかラゾーナに似てる・・・
クラクフは石畳と馬車が似合う街だ。
今までも様々な街で馬車を見かけたが、ここクラクフほど似合う街はなかった。
着飾った馬と綺麗に装飾された乗車部分、パカパカと心地よい蹄の音。
まるでおとぎの国の馬車のようだった。



あと、音楽もよく似合う。
街の至る所で音楽を奏でる人がおり、
教会やホールではコンサートが毎日のように開催されていた。




旧市街の南東部には、カジミエーシュと呼ばれる地域がある。
その昔、ゲットーと呼ばれていた地域だ。

当時の地図
戦時中、ユダヤ人は強制的にこのエリアに住まわされ、
腕にはダビデの腕章をしなければならなかった。
ゲットーのまわりは高い壁に囲まれており、
自由に壁の外に出ることは出来なかった。
映画『シンドラーのリスト』もここを舞台にしており、
昔の名残を見ることはできないかと、訪れてみると・・・
そこには、古い家々をリノベーションし、新しく生まれ変わった街並があった。

ゲットーの現在の街並

カフェ
とてもアーティスティックな感じで、カフェはどこもお洒落。
ゲットーの名残といえば、シナゴーグとユダヤ人墓地があったくらいだ。

ヘブライ語表記のあった建物

墓地
まあ、よくよく考えれば、もう65年も昔の話だし、
ゲットー解体後、ユダヤ人がこの地に戻るのは難しかったのだから当たり前か。
若いアーティストもたくさん住んでいるらしく、
ロンドンのイーストエンドを思い出させるエリアだった。
話は変わるが、ポーランドはレストランでの食事が安いことで有名だ。
物価全体としても、東欧諸国の中では高くない方であるが、
ことレストランでの食事という面では、他国よりかなり割安感があるという。
特にここクラクフは、地方都市なので首都ワルシャワより安い一方、
世界的な観光地でもあるため、他の都市よりも良い店が多い。
ということで、久々に贅沢してきました。
今回行ったお店は、宿から程近い「Ancora」というお店。
※住所 : ul.Dominikanska 3
Barで仲良くなったカップルに教えてもらったお店なのだが、
お店の前に行くと見覚えのあるステッカーが・・・

仲良く3つ並んだ、ミシュランのステッカー
あ~、そういうこと。
もちろんメニューは表にないので、料金の幅は分からず。
まあ、せっかく来たので、少しぐらい高くてもいいかと、入店。

とても洗練された店内

久々に見た、並べられたフォークやナイフ
僕がオーダーしたのは、以下2皿。

マグロのカルパッチョ

牛肉とフォアグラのはさみ焼き、季節の野菜添え
これにアミューズがつき、飲み物はビール、グラスワイン、コーヒーをオーダー。

アミューズ

シメのコーヒー
肝心の味のほうは・・・
うま~



味付け、調理加減共に申し分なく、特にお肉は絶品だった。
以上のオーダーで、合計106zt(3000円弱)。
どうです?安くないですか?
日本だったら、確実に1万円近くはいく内容。
しかもミシュラン掲載店。
質、量、値段の全てに満足した、充実した夕食だった。

パートナーがいたら頼みたかったボトルワイン
ということで、1ヵ月半に渡った中・東欧の旅は、これにて終了。
お次はいよいよ●追い祭りです。
しっかり追われてきや~す!!
―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・
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