クラクフ旧市街とポーランドのレストラン | ~風の吹くまま、自由気ままな旅を~

クラクフ旧市街とポーランドのレストラン


ポーランドの街の中で戦災を免れた数少ない街、クラクフ。



そのおかげで、中世にはポーランドの首都として栄えた美しい街並みを、



今も変わらぬ姿で見ることができる。


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-聖マリア教会
聖マリア教会


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-城
お城


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-スヲヴァツキ劇場
スウォヴァツキ劇場


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-コロリアンスカ門
コロリアンスカ門


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-木漏れ日の道
旧市街は公園に囲まれている


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-アウトレット外観
駅前には最新のショッピングセンターも


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-アウトレット中
どこかラゾーナに似てる・・・







クラクフは石畳と馬車が似合う街だ。



今までも様々な街で馬車を見かけたが、ここクラクフほど似合う街はなかった。



着飾った馬と綺麗に装飾された乗車部分、パカパカと心地よい蹄の音。



まるでおとぎの国の馬車のようだった。


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-石畳


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-馬車2


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-馬車1






あと、音楽もよく似合う。



街の至る所で音楽を奏でる人がおり、



教会やホールではコンサートが毎日のように開催されていた。


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-音楽2


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-ピアノ2


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-音楽1


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-ピアノ1









旧市街の南東部には、カジミエーシュと呼ばれる地域がある。



その昔、ゲットーと呼ばれていた地域だ。


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-ゲットー地図
当時の地図






戦時中、ユダヤ人は強制的にこのエリアに住まわされ、



腕にはダビデの腕章をしなければならなかった。



ゲットーのまわりは高い壁に囲まれており、



自由に壁の外に出ることは出来なかった。






映画『シンドラーのリスト』もここを舞台にしており、



昔の名残を見ることはできないかと、訪れてみると・・・



そこには、古い家々をリノベーションし、新しく生まれ変わった街並があった。


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-ゲットー街並み
ゲットーの現在の街並


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-ゲットーカフェ
カフェ






とてもアーティスティックな感じで、カフェはどこもお洒落。



ゲットーの名残といえば、シナゴーグとユダヤ人墓地があったくらいだ。


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-ゲットーヘブライ
ヘブライ語表記のあった建物


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-ゲットー墓地
墓地






まあ、よくよく考えれば、もう65年も昔の話だし、



ゲットー解体後、ユダヤ人がこの地に戻るのは難しかったのだから当たり前か。



若いアーティストもたくさん住んでいるらしく、



ロンドンのイーストエンドを思い出させるエリアだった。









話は変わるが、ポーランドはレストランでの食事が安いことで有名だ。



物価全体としても、東欧諸国の中では高くない方であるが、



ことレストランでの食事という面では、他国よりかなり割安感があるという。



特にここクラクフは、地方都市なので首都ワルシャワより安い一方、



世界的な観光地でもあるため、他の都市よりも良い店が多い。



ということで、久々に贅沢してきました。






今回行ったお店は、宿から程近い「Ancora」というお店。

※住所 : ul.Dominikanska 3



Barで仲良くなったカップルに教えてもらったお店なのだが、



お店の前に行くと見覚えのあるステッカーが・・・


$~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-レストラン外観
仲良く3つ並んだ、ミシュランのステッカー






あ~、そういうこと。



もちろんメニューは表にないので、料金の幅は分からず。



まあ、せっかく来たので、少しぐらい高くてもいいかと、入店。


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-レストラン最初
とても洗練された店内


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-レストラン1
久々に見た、並べられたフォークやナイフ






僕がオーダーしたのは、以下2皿。


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-レストランカルパ
マグロのカルパッチョ


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-レストランメイン
牛肉とフォアグラのはさみ焼き、季節の野菜添え






これにアミューズがつき、飲み物はビール、グラスワイン、コーヒーをオーダー。


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-レストラン2
アミューズ



~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-レストランコーヒー
シメのコーヒー






肝心の味のほうは・・・






うま~ニコニコニコニコニコニコ






味付け、調理加減共に申し分なく、特にお肉は絶品だった。






以上のオーダーで、合計106zt(3000円弱)



どうです?安くないですか?



日本だったら、確実に1万円近くはいく内容。



しかもミシュラン掲載店。






質、量、値段の全てに満足した、充実した夕食だった。


~風の吹くまま、自由気ままな旅を~-レストラン メニュー
パートナーがいたら頼みたかったボトルワイン








ということで、1ヵ月半に渡った中・東欧の旅は、これにて終了。



お次はいよいよ●追い祭りです。



しっかり追われてきや~す!!






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