齋藤知事が元西播磨県民局長だった職員さんを処分した件
その17です
過去の記事は↓
齋藤知事が元西播磨県民局長だった職員さんを処分した件 3 公益通報
齋藤知事が元西播磨県民局長だった職員さんを処分した件 その5
昨日の百条委員会も、なかなかひどいものでしたね
齋藤知事は、居直り状態
ある意味、覚悟を決めている感じです
「道義的責任が何かわからない」
っていうのは、さすがにねぇ・・・
ここまで来たら
「覚えてない」
「記憶にない」
「そういうつもりで言ってない」
で言い張るしかないですね
ある意味、諦めているという部分もあるのかもしれません
初動が悪すぎましたね
先日、県議会で見解を述べた上智大学の奥山俊宏教授が
内部告発された側が、告発者に対して示す「典型的パターン」と指摘しておられましたが
反応がわかりやすくて・・・
ある意味、みんながイライラしているあの反応も
典型的なパターンの一つなのかもしれないなぁと思いながら拝見しております
元副知事や他の幹部職員は、興味深い証言をたくさんしています
しかし、齋藤知事はそれをきっぱり否定
これ、どこかで見たことある風景です
あれは確か、2010年の秋から冬にかけての出来事
運航再開が困難になった(株)明石フェリー(通称:たこフェリー)
失敗続きで何の成果もなく
点数をつけるなら「マイナス100点」だった当時の市長は、3期目を目指す選挙を目前に控え、これ以上のマイナスを重ねたくないと焦りに焦り、フェリーの運航を継続するよう同社に求めるとともに1億円支援の約束をしました
市長が約束してくれるならと、それを信じてたこフェリーは厳しい経営状況の中運航を継続
しかし、一向に1億円支援は実現しませんでした
そうした中、ついに資金が底をつき、赤字が大きく膨らんで船を売却しなければならなくなってしまったのです
売られた船は、最後の1隻
船がないフェリー会社に再建の術はなく、その後航路は廃止されることになりました
あの時、市長が無責任な約束をしていなければ
関係者の怒りは相当なものでした
事情を聴いた私は、9月議会の本会議で市長に質問
「1億円支援の約束は?」
との問いに市長は、これをきっぱり否定しました
さらに、12月議会でも同様の質問をしました
私は当時たこフェリーの社長であった方から色々お話をお聞きした上で質問したんですけど・・・
これに対し市長は、社長の人格攻撃をはじめました
告発者を貶めることにより社会的評価を下げ、情報の信ぴょう性を低くしようとしたのでしょう
必死に語るアノ時のあの表情
私は今も忘れません
その時の市長というのが、現在兵庫県議会議員であられる
北口さんです
👆懐かしい映像です
私、まだ30歳代
若かったなぁ~
まぁ、何が言いたいのかと申しますと・・・
今回の百条委員会も、この時とよく似た状況になっているということです
事情をよく知る側近の皆さんは、事実を述べているのでしょう
しかし、本人は否定し続けているわけです
「そういうつもりで言ったのではない」
とか言っちゃって・・・
でもね、協議録があったんですよ↓
興味がある方は、以下もご覧ください↓
明石の歴史を振り返る たこフェリー問題②