<特定失踪 者問題調査会>北朝鮮による拉致濃厚な2人発表
「特定失踪(しっそう)者問題調査会」(荒木和博代表)は6日、77年に鳥取県内で失跡した古都瑞子(ふるいちみずこ)さん(当時47歳)と、88年に同県沖で失跡した矢倉富康さん(同36歳)について、「北朝鮮に拉致された可能性が濃厚」と発表した。近く家族が国外移送目的略取などの容疑で鳥取県警に告発する。政府が認定した拉致被害者以外で、同調査会が「拉致濃厚」と判断したのは計35人となる。
調査会によると、2人とも失跡当時は鳥取県米子市に在住。古都さんは77年11月14日夜、勤めていた皆生(かいけ)温泉の旅館での仕事を終えて一時帰宅し、普段着に着替えて出かけたまま行方不明になった。東京へ行く切符やハンドバッグ、現金、常備していたポケベルなどは置いたままだった。この日は横田めぐみさんが拉致された日の1日前で、02年に脱北した北朝鮮の元踊り子が「しゅうとめの親友にとても良く似ている」と証言していることから「拉致濃厚」と判断した。
また矢倉さんは88年8月2日午後6時ごろから1人で漁に出かけ、翌日朝に境港に戻る予定だったが、行方不明になった。同月10日に竹島近くの沖で船が見つかったが、本人の姿はなかった。船には他の船と衝突した跡があったが、境港周辺の船では使われていない塗料が付着していたことなどから、拉致された可能性が高いという。【工藤哲】
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覚せい剤所持の脱北者はタコ漁師でなくイカ漁師
青森県の深浦港で保護された脱北者とみられる家族4人のうち、覚せい剤を持っていた二男について、警察は6日夜、覚せい剤取締法違反の疑いで書類送検しました。
4人の身柄は6日、青森県から茨城県牛久市にある入国管理局の関連施設に移されました。微量の覚せい剤を持っていた二男について青森県警は、逃亡の恐れがないことなどから、逮捕せずに、6日夜、青森地方検察庁に書類送検しました。また、警察は、二男の職業をこれまで「タコ漁師」と発表していましたが、「イカ漁師」に訂正しました。事情聴取の時、日本人の通訳が聞き取った言葉に解釈の違いがあったためと説明しています。
ANN NEWS
調査会、新 たに2人を失踪者リストに
特定失踪者問題調査会は、77年11月、横田めぐみさん拉致の前日に失踪した旅館の仲居の女性と、88年に失踪したエンジニアの男性の鳥取県米子市在住の2人を、拉致された疑いが濃厚な失踪者リストに載せたと発表しました。
横田めぐみさん拉致の前日、77年11月14日に鳥取県米子市の皆生温泉で旅館の仲居の仕事を終えた後、失踪した古都瑞子さん(当時47)。
2002年に脱北した女性が、「90年に清津で行った私の結婚式で、歌と踊りを披露してくれた姑の親友によく似ている」と証言しています。
また、会社が倒産し、漁師をしていた矢倉富康さん(当時36)は、鳥取県沖に漁に出たまま88年に失踪しました。漁師をする前は精密工作機械メーカーの優秀なエンジニアで、対共産圏への輸出規制品目であるマシニングセンターを作っていました。
特定失踪者問題調査会は、2人の失踪場所が松本京子さんの拉致現場である鳥取県米子市であり、拉致が頻繁に行われた時期、ミサイル開発に不可欠な工作機械の優秀な技術者などの状況から、2人を「拉致の疑いが濃厚」なリストに掲載したものです。また、調査会は今回から、会見をインターネット中継する試みを始めました。(06日15:48)
「調査会、新たに2人を失踪者リストに」 News i - TBSの動画ニュースサイト