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北朝鮮ミサイル:防衛省首脳「通常の軍事訓練」の見方

 政府に7日入った情報によると、北朝鮮が同日、西沿岸部から黄海に向けてミサイル数発を発射し、近海に着弾した。先月25日にも射程100キロ未満の地対艦ミサイル「シルクワーム」か、その改良型を発射しており、その後も同国近海で船舶の航行を制限する警戒水域設定を解除していなかったという。

 政府は発射地点と着弾点、ミサイルの種類、発射意図についての分析を急ぐが、防衛省首脳は毎日新聞の取材に「短距離ミサイルであり、通常の軍事訓練ではないか」との見方を示した。

 シルクワームは全長7メートル、直径80センチ。1960年代に中国が開発し、北朝鮮などに輸出した。

毎日新聞 2007年6月7日 21時51分

北朝鮮ミサイル:防衛省首脳「通常の軍事訓練」の見方-今日の話題:MSN毎日インタラクティブ

北朝鮮:黄海上で短距離ミサイルを発射 韓国報道

 【ソウル堀山明子】韓国の聯合ニュースは7日、同国情報当局関係者の話として、北朝鮮が黄海上で短距離ミサイルを発射したとの情報があり、確認中だと報じた。発射されたミサイルは1、2発と推測されるという。

 同関係者は「先月25日に東海(日本海)に短距離ミサイルを発射した時、黄海にも発射しようとしていた。当時発射しなかったものを今回発射したとみられる」と語った。

毎日新聞 2007年6月7日 20時30分

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北朝鮮ミサイル:サミットでの核問題討議に反発か

 【北京・堀信一郎】北朝鮮が7日短距離ミサイルを発射したのは、主要国首脳会議(ハイリゲンダム・サミット)で北朝鮮の核問題や拉致問題が話し合われ、自国への圧力が強まることに反発したものとの見方がある。

 ブッシュ米大統領は6日、サミットでの一連の会談で北朝鮮の核問題について「強いメッセージ」を打ち出す方針を明らかにした。拉致問題でも日本の立場に理解を示し、支援を約束。米露首脳会談でも核問題が取り上げられる見通しだ。

 北朝鮮はマカオの銀行資金返還が遅れていることを理由に核施設の稼働停止・封印を実施しておらず、6カ国協議再開のめどは立っていない。このため核問題はサミットの重要テーマだ。

 北朝鮮は通常の発射訓練とは別に「メッセージ」を込めて短距離ミサイルを発射することがある。03年2月の盧武鉉(ノムヒョン)韓国大統領就任式で各国首脳がソウルに集まった際や、同年10月にバンコクで開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)で核問題がテーマになった時にミサイルを発射した。

 5月25日のミサイル発射について米韓軍当局は同じ日に韓国が行ったイージス駆逐艦進水式に合わせたものと結論付けている。北京の外交関係者は「5月の発射はイージス艦進水式への当て付けだった。今回は韓国側に理由は見当たらない。サミットで核問題が話し合われることに反発しているのだろう」と語った。

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