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6か国協議決裂なら北は核実験…米国防総省局長が見通し

 【ワシントン=大塚隆一】米国防総省国防情報局(DIA)のメープルズ局長は27日、米上院軍事委員会の公聴会で、北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議が決裂した場合、同国は新たな核実験に踏み切る恐れがあるとの見通しを示した。


 メープルズ局長は公聴会に提出した声明を通じ、「6か国協議が崩壊すれば、北朝鮮は自国に有利な条件での対話再開をめざす一方、寧辺(ヨンビョン)で核分裂物質(プルトニウム)の生産を再開する可能性が高い」と指摘。その上で、「このシナリオでは核や弾道ミサイルの実験に進む可能性がある」と警告した。

 北朝鮮の戦略については、「主たる目標は現体制を維持しつつ、経済状況を改善することにある」と分析。また、「核兵器の保有、対米関係の改善、約120万の大兵力の維持は、互いに相容れないものとはみていない。いずれも(体制維持と経済回復という)目標を達成するための手段として使っている」と指摘した。

(2008年2月28日12時32分??読売新聞)
6か国協議決裂なら北は核実験…米国防総省局長が見通し : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

コリア・ソサエティーのリビア会長、グレッグ前会長

 米民間団体コリア・ソサエティーのリビア会長、グレッグ前会長(元駐南朝鮮米大使)、ペリー元国防長官らが訪朝するという

▼同団体はブッシュ大統領の父、ジョージ・ブッシュ元大統領に近く、元大統領を通じてライス国務長官へとつながる。民間団体とはいうものの、その存在感はひときわ大きい。とりわけグレッグ氏は元大統領の朝鮮政策ブレーンの1人で、これまで4回の訪朝経験がある「朝鮮通」である。金大中氏の「命の恩人」としても知られている

▼グレッグ氏ら一行は25日の南朝鮮大統領就任式に参加後、翌26日午前、陸路で板門店を越えて平壌に入る。そして、東平壌大劇場でのニューヨーク・フィルハーモニーックの公演を鑑賞し翌日午前、ふたたび板門店を越えてソウルに戻るという日程だ

▼米国務省直々の骨折りで実現したニューヨーク・フィルの平壌公演。6者会談と関連しヒル国務次官補が二度、訪朝する過程を経て発表された。中米国交樹立に一役買った1970年代初の「ピンポン外交」と重ね合わされ、米当局者が同行するのかどうか注目されている中、まずは朝鮮半島の平和・統一、朝米当局対話と民間交流に尽力しているコリア・ソサエティーの中心人物たちが行くことになったわけだ

▼ブッシュ元大統領をバックにした米政界における存在感、そして一部で指摘される朝鮮国連代表部との日常的な交流(米政権への仲介)などコリア・ソサエティーの有り様を踏まえると、メッセージが行き交うのかどうか、さまざまな憶測が取り沙汰されることになるだろう。(彦)

[朝鮮新報 2008.2.15]
春・夏・秋・冬

NYフィルの平壌公演 際立った「北の受け入れ姿勢」

 北朝鮮の平壌で26日に開かれたニューヨーク・フィルハーモニック公演の実現に向け、NYフィルと北朝鮮の調整役として奔走したエバンズ・リビア米元国務次官補代理(コリア・ソサエティー会長)は29日、都内の日本外国特派員協会で会見した。同氏によると、北朝鮮は公演の構想が持ち上がったときから実現を熱望し、交渉もNYフィルの要望を全面的に受け入れるなど、最大限の配慮をみせたという。
 「北朝鮮からNYフィルへの要求は、ほとんどなかった」
 平壌での公演を鑑賞後、東京に立ち寄ったリビア氏は、交渉過程をこう振り返った。NYフィルが米朝両国の国歌を演奏し国旗を掲げる案を打診した際、文化省高官は「どうして私たちがそれを思いつかなかったのか」「いいアイデアだ」とすんなり受け入れた。
 NYフィル側が、会場の東平壌大劇場の音響効果の悪さを指摘したところ、北朝鮮側は「どうすればいいのか」と改善策を尋ね、すぐに音響板を設置した。NYフィル側も「今回の一連のアジア公演で最高の音響だった」と満足したという。
 リビア氏は、クリントン政権下における米朝協議の米側代表団の一員で、北朝鮮とは何度も交渉した経験をもつ。それだけに今回の交渉は「本当にスムーズだった」と、北朝鮮の協力姿勢に驚きを隠さない。
 リビア氏は26日に、平壌市内で、6カ国協議の首席代表を務める金桂寛外務次官らと会談した。核問題で北朝鮮側は「シリアに対する核拡散疑惑と高濃縮ウラン計画疑惑は、特別の方法で対応すべきだ」と主張し、この問題を北朝鮮による核申告の対象から切り離し、プルトニウムによる核計画を優先し解決すべきだとの考えを示した。
 NYフィルの公演開催は「対米関係を変えたいとの意思の表れ」(リビア氏)にもみえたが、核問題をめぐる態度に変化はないようだ。(田北真樹子)
NYフィルの平壌公演 際立った「北の受け入れ姿勢」 - MSN産経ニュース