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横田さん夫妻「今回こそはと期待」

 横田 滋さん・早紀江さん夫妻は日朝作業部会2日目で拉致問題についての協議が行われていることに関して、拉致問題解決への期待を示しました。

 「我々は、今回こそは何か(結果が)出てくるんじゃないかと期待して待っている」(横田 滋さん)
 「この辺でなんとか動いてもらいたいなと、みんな元気でいてほしいということだけ願っています」(横田早紀江さん)

 横浜市・港南区で講演した横田 滋さん・早紀江さん夫妻は、日朝作業部会2日目で拉致問題についての協議が行われていることに関してこのように述べるとともに、「アメリカは、日米関係を壊してまで米朝関係を良くしようと思っていないとブッシュ大統領から言われたことを信じる」と述べ、拉致問題解決への期待を示しました。(06日15:39)

「横田さん夫妻「今回こそはと期待」」 News i - TBSの動画ニュースサイト

日朝作業部会 拉致進展なし

モンゴルのウランバートルで開かれている6か国協議の日朝作業部会は6日、拉致問題を中心に協議が行われましたが、北朝鮮側は「新たな措置を取ることはできない」述べ、拉致問題について具体的な進展はありませんでした。

日本と北朝鮮の作業部会は2日目の6日、北朝鮮による拉致問題を中心に議論が行われ、日本側は北朝鮮に対して、拉致被害者の早期帰国、事件の真相解明、拉致の容疑者の引き渡しなどをあらためて求めました。これに対して、北朝鮮側は「これまで被害者や家族の帰国の実現をするなどして、実行できるかぎりのことをやってきた。日本と北朝鮮の関係は悪化しており、新たな措置を取ることはできない」述べ、拉致問題について具体的な進展はありませんでした。これに対して、日本側は「拉致問題の解決なくしては国交正常化はできない」と説明し、双方は今後、国交正常化に向けて誠実に努力して、具体的な行動を取るため協議を続けていくことになりました。協議終了後、日本側代表の美根大使は記者団に対し、「拉致問題をはじめ日朝間の懸案が解決されたわけではないが、じっくりと意見交換できたことは一定の成果と考えている。国交正常化に向けた具体的な行動についても協議を実施していくことで合意したことは、将来につながる積極的な要素だと考えている」と述べました。日朝の作業部会は6日の拉致問題で2日間の日程を終え、協議の内容を今月中に開かれる6か国協議に報告することにしています。

NHKニュース

北朝鮮 今後も協議に応じる

日朝の作業部会終了後、北朝鮮代表団は、拉致問題を担当するキム・チョルホ外務省副局長が記者会見をして、「拉致問題は解決済みだ」としながらも、拉致問題をめぐる日本との立場の差を狭めるため、今後も日本側との協議に応じる考えを示しました。

この中で、キム・チョルホ副局長は、拉致問題について「すべて解決済みだというわれわれの立場は明確だ。しかし、日本側から疑問点が残っているという考えが示されたので、今後、両国間の立場の差を狭めるために協議を続ける」と述べました。キム副局長は、記者団が拉致事件の再調査についてただしたのに対し「まだ両国の間の関係は悪化したままだ。環境が整い、信頼関係ができれば論議しうる」と述べ、今後の両国の協議しだいでは再調査について検討していくことにも含みを残しました。さらにキム副局長は、よど号事件のメンバーの帰国問題について「日本政府とよど号関係者の間で話し合うべき問題であり、われわれとしてはそのための場所を準備する用意がある」として、北朝鮮としては、よど号メンバーの日本への帰国に向け仲介も可能だという考えを示しました。

NHKニュース