「拉致日本人いない」受け入れず=金総書記発言で高村外相
高村正彦外相は9日午前の閣議後の記者会見で、北朝鮮の金正日労働党総書記が先の南北首脳会談で「拉致日本人はもういない」と発言したと伝えられたことについて「そういうことを言ったかどうかは知らないが、われわれは受け入れられない」と述べた。
外相は、拉致被害者について「もし亡くなったというのであれば、(北朝鮮が)説明責任を果たしてもらわないと納得できない。生存している方がいると思っているから、そういう方は返していただきたい」と強調した。
時事ドットコム:「拉致日本人いない」受け入れず=金総書記発言で高村外相
拉致家族ら“いつもと同じ金正日発言”
北朝鮮の金正日総書記が南北首脳会談で「拉致日本人はもういない」と発言 したとされることについて、拉致被害者家族会代表の横田滋さん(74)は8日、「もともと北朝鮮は拉致問題は解決済みと主張しているので別に驚かない」と述べた。
副代表の飯塚繁雄さん(69)も「今まで言ってることと同じ。南北会談は盧武鉉大統領が手玉に取られて取りこまれただけ。初めから期待してなかった」と冷ややか。
一方、テロ支援国家指定解除をめぐり、米国が日本人拉致問題の全面解決を条件とせず、横田めぐみさん=失跡当時(13)=ら「死亡」とされた8人に関する追加説明など、「協力姿勢」を重視していることも同日、報じられた。
飯塚さんは「政府から5日に受けた説明では“米国は拉致を忘れない”と言ってたはず。リップサービスだったのか…」と信じられない様子。横田さんも「今は政府の説明を信じるしかない」と言葉少なだった。
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北朝鮮に大規模食糧支援か 米、直接配給と報道
【ソウル8日共同】韓国の聯合ニュースは八日、米政府 が北朝鮮に対する大規模食糧支援の方針を決め、米機関が北朝鮮国内に事務所を設置して直接、配給とモニタリング活動を行う計画を北朝鮮に打診したと報じた。ワシントンの消息筋の話としている。
同ニュースによると、北朝鮮核問題をめぐる六カ国協議の見返り措置とは別枠で、消息筋は「ブッシュ大統領の強い意志が反映された」と指摘。米朝が実務レベルで近くモニタリング活動の方法などについて具体的に協議する予定だと明らかにした。
また、米国際開発局(USAID)は四民間団体を通じ北朝鮮の病院に発電機を提供する計画で、今月末から実施に移すとしている。
発電機支援は数百万ドル(数億円)の規模で、発電機提供だけでなく、病院の老朽化した発電施設の補修作業も同時に行う予定だという。
中国新聞ニュース