拉致家族が訪米の成果強調
北朝鮮による拉致被害者家族会の集会が22日、東京都内であり、米国への要請行動のためワシントンを訪れ、18日に帰国した副代表の飯塚繁雄さん(69)が「北朝鮮へのテロ支援国家指定の解除に反対する考えをはっきり伝え、政府、国会と一体で戦っているとアピールできた」と成果を強調した。
一方、同行した家族会事務局長の増元照明さん(52)は「指定解除が既定路線になりつつあり、流れを止めるのは厳しいと実感した。もっと早く手を打つべきだったのに外務省は一体何をしていたのか」と日本政府の対応を厳しく批判した。
集会では、ヒル国務次官補ら米政府当局者や指定解除に反対する議員との面会の様子が詳しく報告され、日米両国の議員が連携して米政府に圧力をかけていく必要があるとの認識で一致した。
飯塚さんは「今後は拉致問題の解決に直接つながる効果的な方法が何かを考えながらやっていきたい」と述べた。
[2007年11月22日21時28分]
拉致家族が訪米の成果強調 - 社会ニュース : nikkansports.com
捜査継続を要請 特定失踪者河嶋さんの家族
北朝鮮により拉致された可能性が強いとされる浜松市出身の特定失踪(しっそう)者河嶋功一さん=失踪当時(23)=の家族と支援者が21日、浜松中央署を訪れ、拉致被害者の認定に向けた捜査の継続など問題の早期解決へ協力を要請した。
河嶋さん家族の同署訪問は今回が初めてで、母親の愛子さん(74)=同市西区西山町=と妹の智津子さん(48)=同区舞阪町=、「河嶋功一君を探す会」の脊古道大会長が、池野武夫署長に面会した。
面会後、愛子さんが「要望をしっかり聞いてもらい良かった。1日も早い解決に向け、政府などにももっと協力を求めたい」と述べると、智津子さんも「兄のことを常に心に留めていただいていることが分かり、心強く感じました」と話した。
静岡県内ニュース(社会):捜査継続を要請 特定失踪者河嶋さんの家族
拉致問題に言及せず 東アジアサミット議長声明
シンガポールで開かれた第3回東アジアサミットは22日、議長声明を発表した。北朝鮮について「国際社会の人道上の懸念に取り組む重要性」を強調したが、拉致問題を明記した今年1月の前回会議の議長声明とは対照的に、「拉致」の文言は盛り込まれなかった。
北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議が進展し核施設の無能力化作業が始まる中、拉致問題に対する国際的関心は相対的に低下していることが示された。
今回の議長声明は「北朝鮮がすべての既存核施設の無能力化に同意したこと」を歓迎し、6カ国協議の今後の進展に期待を表明。前回は、拉致問題といった安全保障と人道上の懸念に積極的に取り組むよう北朝鮮に要求していた。(共同)
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