拉致問題に言及せず 東アジアサミット議長声明
シンガポールで開かれた第3回東アジアサミットは22日、議長声明を発表した。北朝鮮について「国際社会の人道上の懸念に取り組む重要性」を強調したが、拉致問題を明記した今年1月の前回会議の議長声明とは対照的に、「拉致」の文言は盛り込まれなかった。
北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議が進展し核施設の無能力化作業が始まる中、拉致問題に対する国際的関心は相対的に低下していることが示された。
今回の議長声明は「北朝鮮がすべての既存核施設の無能力化に同意したこと」を歓迎し、6カ国協議の今後の進展に期待を表明。前回は、拉致問題といった安全保障と人道上の懸念に積極的に取り組むよう北朝鮮に要求していた。(共同)
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