拉致被害者2人へ同級生らがメッセージ、ラジオ収録
修ちゃん、るみちゃん、元気で帰ってきて-。北朝鮮による拉致被害者市川修一さん、増元るみ子さんの同級生らが23日、政府の北朝鮮向け短波ラジオで流すメッセージを鹿児島市内で収録した。
政府の委託を受けた社団法人が今年7月から、被害者向けの日本語と、北朝鮮国民向けの朝鮮語で放送している。市川さん、増元さんの家族のメッセージは収録していたが、知人らは初めて。
市川さんの中学時代の同級生2人と、増元さんの職場の元同僚3人が参加。青春時代の思い出に触れながら、「修ちゃん、元気で頑張って」「るみちゃんに会えると信じています」などメッセージを読み上げた。
増元さんと職場が一緒だった久玉悦子さん(52)=隼人町真孝=は収録を終え、「しっかり呼びかけたかったが涙が出てしまいました。(メッセージが)届くことを祈っています」と話した。
放送は日本語版が周波数9780キロヘルツで、毎日深夜1時から30分間。同じ内容を1週間繰り返す。収録分は早ければ12月にも放送される。
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再構築迫られる対北戦略=米のテロ指定解除前提に-政府
政府が、拉致問題でこう着する北朝鮮との関係打開に向けて戦略の練り直しを迫られている。米国による北朝鮮のテロ支援国家指定解除が現実味を増しているためで、当面は日朝の2国間協議を重ねるとともに、6カ国協議を通じて北朝鮮の核開発廃棄に全力を挙げる方針。非核化が完了すれば、次は北朝鮮経済の立て直しが焦点となり、日本の「過去の清算」による多額の支援が拉致問題進展の大きなてこになるとの読みもある。
テロ支援国家の指定解除問題をめぐっては、福田康夫首相が16日のブッシュ米大統領との会談で「日米の連携」を求めたが、大統領は「日本の立場を考える」と述べるにとどまった。
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