特定失踪者に関心を 12月、調査会が初集会
北朝鮮による拉致の可能性が否定できないとする「特定失踪(しっそう)者」の調査に取り組む「特定失踪者問題調査会」(事務局・東京都)は十二月十六日、初の主催行事となる「必ず助ける しおかぜの集い」を大阪と東京の二会場で開く。大阪会場では、一九八五年十二月に行方不明になった秋田美輪さん=失跡当時(21)、神戸松蔭女子学院大四年=の父、正一郎さん(75)=徳島市=が実行委員長を務め、特定失踪者の存在を広くアピールする。(黒田勝俊)
同調査会は、二〇〇二年の日朝首脳会談を機に、「自分の肉親も北朝鮮に拉致されたのでは」と名乗り出る失跡者の家族が相次いだのを受け、実態把握のため〇三年一月に発足した。現在登録されている特定失踪者は、非公開の人を含め約四百七十人に上る。
大阪では同日午後二-四時、大阪市立中央青年センターで開かれる。神戸市出身の拉致被害者、有本恵子さんの両親や特定失踪者の家族十数人を招き、会場での意見交換や、同調査会が運営する北朝鮮向け短波放送「しおかぜ」の公開収録などを計画。
東京会場(陸上自衛隊広報センター)とインターネットで結び、両会場の様子のネット中継も予定している。
秋田さんは「特定失踪者への関心を呼び起こすきっかけにしたい」と話している。
参加無料。同調査会TEL03・5684・5058。ネット中継のアドレスは次の通り。http://www.netlive.ne.jp/
神戸新聞|社会|特定失踪者に関心を 12月、調査会が初集会
プルトニウム総量が不可欠、北朝鮮核申告で米専門家
米シンクタンク外交問題評議会のゲーリー・セイモア副所長は29日、ワシントン市内で講演し、北朝鮮が近く申告すると見込まれる「すべての核計画」の第1次リスト案には核兵器の原料となるプルトニウムの製造総量、ウラン濃縮計画、核不拡散活動の3点に関する十分な説明が盛り込まれなければならないと述べた。
クリントン前米政権下で北朝鮮や不拡散問題を担当したセイモア氏は申告について、北朝鮮の核廃棄を目的とする来年からの「第3段階」の作業の「土台」になると指摘。このため「説得力があり、信頼できる内容」でなければならず、これら3点の説明が不可欠だと強調した。
その上で、第1次リスト案は12月3日から訪朝する予定のヒル米国務次官補に示され、内容に関するヒル氏側とのやりとりを経た上で、米朝以外の6カ国協議参加国に提示されるとの見方を示した。(共同)
プルトニウム総量が不可欠、北朝鮮核申告で米専門家 - MSN産経ニュース
ヒル次官補「北朝鮮核物質も申告せねば」
北核解決のための6カ国協議米国側首席代表であるクリストファー・ヒル国務省次官補は29日「北朝鮮の核申告書には核プログラム、核施設、そして非常に重要な核物質が含まれなければならない」と述べた。
同次官補はソウル鍾路区都染洞(チョンノグ・トリョムドン)外交部庁舎で韓米間6カ国協議首席代表協議をした後、記者たちと会ってこう述べた。それとともに「核申告の目的は北朝鮮核プログラム全体を完全に理解することにある」と付け加えた。
ヒル次官補「北朝鮮核物質も申告せねば」