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タイ人の女性が、北朝鮮に拉致された可能性が指摘されている問題で、拉致被害者家族会の増元照明さんらが、11日、タイの外務省を訪れ、協力を求めました。
増元さんらは11日夕方、タイ外務省を訪れ、シハサック外務報道官と面会しました。
この問題は拉致被害者の曽我ひとみさんや夫のジェンキンス氏らの証言から、27年前、マカオで行方不明になったタイ人女性が北朝鮮に拉致された疑いが出ているものです。
増元さんらはタイ側に対して曽我さんから聞いたこの女性についての情報を提供したうえで、拉致問題解決のためにタイ政府も北朝鮮に対して圧力をかけるよう要請しました。
タイ側は「現在、事実関係の確認に全力を挙げている」と説明したということです。(12日04:43)
TBS News-i北朝鮮に拉致された可能性があるタイ人女性の家族に面会するためタイを訪れていた拉致被害者の家族らは、11日、帰国を前に記者会見し、「国籍を越えた拉致被害者の救出をタイ政府にも直接訴えることができた」と訪問の成果を述べました。
タイを訪れていたのは、家族会事務局長の増元照明さんと支援団体の「救う会」副会長の西岡力さんです。2人は、曽我ひとみさんの夫ジェンキンスさんが北朝鮮に拉致されていたと指摘したタイ人の女性アノーチェ・パンジョイさんの家族と10日に面会したあと、11日、タイ外務省の報道官とこの問題について話し合いました。協議のあとの記者会見で、増元さんは「タイ人を含む拉致被害者の救出に向け、タイ側に協力を訴えることができたのは大きな成果だ」としたうえで「アノーチェさんのお兄さんとも連携し、日本人だけでなく、タイやヨーロッパの被害者の救出に尽くしたい」と述べました。一方、タイ外務省のシハサック報道官は、面会後、報道陣に対して「タイ政府は北朝鮮からアノーチェさんに関するさらに詳しい情報を求めている」としたうえで、タイ外務省の職員が、曽我さんとジェンキンスさんから直接情報を得るため、11日、日本に出発したことを明らかにしました。
NHKニュース北京で開かれていた北朝鮮の核問題をめぐる第5回6者協議は11日、議長国・中国の武大偉(ウー・ターウェイ)外務次官が前回協議で採択された共同声明の履行を再確認する「議長声明」を出し、3日間の日程を終えて休会した。共同声明の履行方法などをめぐって米朝は対立しており、日本が提案し、焦点となっていた作業部会の設置などでは合意できなかった。
議長声明はまた、協議の再開時期について「できる限り早い期日」とした。だが、米国代表のヒル国務次官補や韓国代表の宋旻淳(ソン・ミンスン)・外交通商次官補は、外交日程が立て込んでいることや、次回協議にはまとまった時間が必要となる、などの理由から、年内の再開は難しいとの見方を示した。
今回は、北朝鮮の核放棄などを盛り込んだ共同声明の実現に向け、具体的な方法を詰められるかが焦点だった。
議長声明は「6者は信頼の醸成を通じて共同声明を包括的に履行し、様々な分野におけるすべての約束を実施」「共同声明を実現するための具体的な計画、措置及び手順について作成することで合意した」などとし、今後の作業部会の設置などに含みをもたせた。
協議で日本は、テーマごとの作業部会や二国間協議を並行して進め、個々の段階では北朝鮮に「見返り」を与えずに一定の期間内に核廃棄を目指すという「行程表」(ロードマップ)づくりを提案。佐々江賢一郎・外務省アジア大洋州局長は11日、「その考え方は議長声明にも反映されている」と語った。
だが、北朝鮮代表の金桂寛(キム・ゲグァン)外務次官は休会決定後、「重要なことは『行動対行動』の原則で同時行動で措置をとっていくということだ」と報道陣に強調。核放棄のプロセスとその見返り措置を交互に進めるよう改めて求めた。
金次官はまた、米国が今秋、北朝鮮企業や北朝鮮と取引のあるマカオの銀行を制裁したことに対して「共同声明違反」と批判。「朝米で会談を開き、解決することにした」と明らかにした。
一方、ヒル氏は11日、北朝鮮・寧辺で継続している核活動について、直ちに凍結するよう改めて要求。北朝鮮への見返りは、「我々がそのために何か別の合意をすることはない」と語った。
asahi.com: 6者協議、再開日程決めず休会 作業部会設置に含み?-?北朝鮮核問題特集
