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拉致問題 荒木氏ら講演、「圧力背景に交渉を」

 北朝鮮に拉致された可能性が濃厚な日本人の救出に取り組む「特定失踪(しっそう)者問題調査会」の荒木和博代表と、北朝鮮の元工作員、安明進氏が五日、新潟市の巻公民館で講演し、「日本政府は経済制裁の圧力を背景に交渉すべきだ」などと訴えた=写真。

 講演会は、昭和四十九年に佐渡市内で拉致されたとされる旧巻町出身の県職員、大沢孝司さん=拉致当時(二七)=の支援団体「再開を果たす会」が企画し、両氏を招いた。

 荒木代表は「日本は地形上、どの海岸からでも容易に侵入することができ、現在でも国内に多くの工作員が存在する」と指摘。「だからこそ、(拉致は)被害者家族だけの問題でなく、国の安全保障の問題としてとらえてほしい」と強調した。

 安氏は「北朝鮮は長年、組織的に拉致を行ってきた」とした上で、「日本政府や国民はもっと強く怒り、北朝鮮に解決を迫るべきだ」と述べた。
Sankei Web 地方版 || 新潟

県議会拉致救出議員の会設立

北朝鮮による日本人拉致問題で被害者の家族は救出運動を国民運動レベルに高めたいとしていますが鹿児島で6日県議会が党派を超えて、議員の会を設立しました。「拉致被害者救出の議員の会」は自由連合の栄和弘県議をのぞき、党派を超えて53人全ての県議会議員が参加しています。設立総会には鹿児島の拉致被害者、市川修一さんと増元るみ子さんの家族をはじめ北朝鮮に拉致された可能性のある特定失踪者のうち鹿児島関係者の家族など6家族8人と鹿児島の救う会も出席しました。会では議員から「経済制裁は有効だと思うが、国はどうして制裁を科さないのか?」という意見も出され、市川修一さんの兄、健一さんは「対話だけでは解決できない。日本の意思を示すためにも経済制裁は必要だ」と話していました。拉致救出議員の会では政府への要請のほか、被害者家族の経済的支援、署名活動への参加などを行い意味のある活動にしていきたいとしています。
KTS NEWS

特定失踪者、同級生が真相究明活動

 特定失踪者問題調査会が北朝鮮による拉致の可能性が高いと公表している高岡市福岡町の山田建治さんについて小中学校の同級生が中心となり、真相究明を求める活動を始めます。

 まずは今月30日に集会を開いて、理解と支援を求めます。

 山田建治さん、失踪当時30歳です。

 今から27年前の昭和54年12月18日に旧福岡町の自宅から車で出勤した後、行方がわからなくなりました。

その後、勤務先近くの高岡市国分浜で山田さんの車が発見されました。

 キーはついたままで財布や免許証なども残されていました。

 北朝鮮による拉致問題を調べている特定失踪者問題調査会は、失踪した状況などから、山田さんは「拉致された可能性が濃厚」と発表し、これを受けて家族は、おととし9月、容疑者不詳のまま国外移送目的略取誘拐の疑いで県警察本部に刑事告発しました。

 その後1年半近くが過ぎましたが、山田さんの安否に関わる有力な情報はありません。

 山田さんの失踪を巡ってはこれまで母親のゆりさんや親族が中心となって、真相究明の活動を続けてきました。

 しかし、ゆりさんが80歳を超え親族も高齢化していることから、今後は、同級生が中心となって活動を支えようとしています。

 その具体的な取り組みが山田さんの地元、旧福岡町で今月30日に開く特定失踪者についての集会です。

 集会には、特定失踪者問題調査会の荒木和博代表も出席し、山田さん失踪事件の真相究明と活動への理解を求める予定です。

 さらに7月17日に高岡市民会館で拉致の疑いが濃厚な県内の失踪者を対象にした大会も計画していて、他の家族や支援者と連携し、一日も早い解決をめざしたいとしています。

 山田建治さんの失踪をめぐっては、8日の高岡市議会一般質問で、青木紘議員が質問をする予定です。
インターネットKNB【KNB News】