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「日本人妻は帰してくれと叫んでいた」脱北者ら証言

 人権侵害が起きている北朝鮮の政治犯収容所などを告発するNGO団体が、都内で集会を開き、脱北した男性は「『日本に返して』と話す日本人妻らしき女性が収容所にいた」と証言しました。

 政治犯収容所の元警備員・安明哲(アン・ミョンチョル)さん:「収容所の拷問施設で、日本人妻らしき女性の声を聞いた。『良い暮らしをさせてやると言われて来た。日本に帰してくれ』と女性は話していた」
 1994年に脱北した政治犯収容所の元警備員・安明哲さんは、脱北する2年前に、日本人妻らしき女性の叫び声を聞いたということです。また、両親が政治犯だったため、生まれてから23年間、収容所で暮らした申東赫(シン・ドンヒョク)さんは、「国際社会が北朝鮮に圧力をかけて収容所の子供たちを救出してほしい」と訴えました。

ANN NEWS

北朝鮮強制収容所 実態を証言

深刻な人権侵害が指摘されている北朝鮮の強制収容所の問題を考える集会が東京で開かれ、23年間にわたって強制収容所に拘束され、おととし脱出した青年が、強制労働や拷問などの実態を証言しました。

この集会は北朝鮮の人権問題に取り組むNGOが開いたもので、北朝鮮の強制収容所からおととし韓国に脱出したシン・ドンヒョクさん(25)が証言に立ちました。このなかでシンさんは「収容所で強制的に結婚させられた両親の間に生まれ、脱出するまでの23年間、いっさい外の世界の存在を知らなかった」と話しました。そして、収容所では収容者どうしを監視させ、密告させるシステムが確立されていたことや、強制労働や公開処刑が行われていたことを明かしました。このあと、かつて北朝鮮の強制収容所の警備員をしていた男性も証言し、「収容者を人間と見なしてはいけないと教え込まれていた」と述べたうえで、「日本をはじめ、国際社会の目が向けられなければ、いつまでたっても収容所の実態は変わらない」として、強制収容所の問題に多くの人が関心を持ってほしいと訴えました。

NHKニュース

「不倶戴天の敵でない」 北朝鮮、米に金総書記発言紹介

【ワシントン15日共同】北朝鮮が11月中旬にニューヨークで行われた米国とのセミナーで「わが国は米国を永遠の不倶戴天の敵とはみなさない」との金正日総書記の発言を紹介、米朝関係正常化への意欲を示していたことが15日分かった。複数の米朝関係筋が明らかにした。

 ブッシュ大統領の親書に対する北朝鮮側の返信にも同様の内容が盛り込まれている可能性があるが、大統領は北朝鮮が「核計画の完全申告」を履行しなければ正常化の第一歩となるテロ支援国家指定解除に応じない構えで、今後の流れは北朝鮮の出方にかかっている。

 同筋によると、セミナーは11月16日に米朝金融協議に先立ち、シンクタンク「全米外交政策会議」主催で開かれた非公開の官民セミナーで、北朝鮮当局者が「金総書記の発言」として紹介した。

 米側からはブッシュ大統領に外交政策を助言しているキッシンジャー元国務長官や現役外交官らが出席しており、米政府にメッセージを伝えようとしたとみられる。

東京新聞:「不倶戴天の敵でない」 北朝鮮、米に金総書記発言紹介:国際(TOKYO Web)