特定失踪者救出へ政府に取り組み訴え
東京で、特定失踪者の家族による集会が開かれ、政府が400人を超える特定失踪者の救出にも取り組むよう、家族自身が求めていくことを確認しました。
「総理が、福田総理に代わった時に、『自分の時代に(拉致問題を)全部終わらせます』という、その“すべての被害者”という中に、どれだけの人が認識されているのか、本当に不安でなりません」(古川了子さんの姉・竹下珠路さん)
「願いはたった一つ、家族の一刻も早い帰国です」(大澤孝司さんの兄・大澤昭一さん)
集会には多くの家族らが出席し、「政府の方針の中に、400人を超える特定失踪者の救出も加えるよう、家族自身が声を上げよう」と訴え、北朝鮮向けの短波放送「しおかぜ」の公開収録も行われました。
一方、横田滋さん夫妻は、めぐみさんが好きだった漫画「ベルサイユのばら」の作者、池田理代子さんと対談し、めぐみさんの早期救出を訴えました。(16日16:50)
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ベトナムで異例の反中国デモ 両国関係緊張も
ベトナムのハノイとホーチミン市の中国公館前で16日、南シナ海の領有権問題をめぐり反中国デモがあった。9日に続いて2度目。一党独裁体制下のベトナムで外国公館へのデモは異例。政府が容認しているとの見方もあり、「再発防止」を求めていた中国政府の反発は必至だ。
AFP通信によると、ハノイの中国大使館前には約300人、ホーチミン市の中国総領事館前には約100人が集まった。多くは学生風で、ベトナム国旗をあしらったTシャツ姿。「中国の覇権主義反対」「侵略阻止」などと書かれた横断幕を掲げて行進したが、まもなく警官隊に解散させられた。
ベトナムが領有権を主張する西沙諸島やスプラトリー(南沙)諸島では中国が最近軍事演習したり、行政区を設けたりしている。ベトナム政府はこれに抗議。インターネットのブログなどで中国を批判し、デモへの参加を呼びかける書き込みが相次いでいたという。
9日のデモについて、ベトナム政府は「自発的なもので、許可してはいない」と釈明。中国外務省は「事態を憂慮する。ベトナム政府は責任ある態度で再発防止を」との談話を出していた。
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“拉致解決へ本気で動いて”
北朝鮮の人権侵害を考える強化週間最終日の16日、政府主催の拉致問題を考える集いが東京で開かれ、横田めぐみさんの両親が「みんなが本気になって動かないと拉致問題は解決しない」と訴えました。
集会では、町村官房長官が「拉致は北朝鮮による許すことのできない国家犯罪であり、一刻も早い解決を目指して全力で頑張る」と述べました。また、横田めぐみさんがファンだった漫画「ベルサイユのばら」の作者、池田理代子さんとめぐみさんの両親との対談が行われ、両親は、クラシックバレエを習っていためぐみさんがつま先で立つ練習をよくしていたことなど、忘れられない思い出を紹介しました。そして、父親の滋さんは「これまでの長い積み重ねがいずれ花を咲かせてくれると思っています。解決のためには世論の力が必要なので、最後まで関心を持ち続けてほしい」と訴えました。また、母親の早紀江さんは「拉致は誰の身にも起きた可能性のある事件で、『被害者がかわいそう』で済まされる問題ではありません。みんなが知恵を集めて本気になって動かないと解決しない問題なので、引き続き力を貸してほしい」と呼びかけました。
NHKニュース