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北朝鮮・拉致問題:増元さん、被害者救出訴え講演会--防府 /山口

◇「国民が心一つに」
 北朝鮮による拉致被害者の早期救出を訴える講演会が2日、「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」事務局長の増元照明さんらを講師に迎え、防府市のホテルであった。防府北ロータリークラブが創立25周年を記念して開催し、市民ら約200人が集まった。
 増元さんは、姉るみ子さんが市川修一さんと一緒に78年に、鹿児島県の海岸で拉致された以後の家族の苦しみ、思いを中心に話した。「国民が心を一つにして『被害者を救出しよう』という声が大きくなれば必ず救出できる。家族も努力するので、みなさんも声を上げてほしい。政府は経済制裁を発動して救出に全力を尽くしてほしい」と訴えた。
 「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会」常任副会長で東京基督教大教授の西岡力さんは「被害者家族の愛と勇気で、北朝鮮が日本など6カ国の人を拉致したことが判明し、ほかに6カ国の人を拉致したとの証言が出てきた。今や国連も北朝鮮の拉致を認める状況になった。支援と励ましをいただきたい」と訴えた。【北元和生】

4月4日朝刊
(毎日新聞) - 4月4日13時3分更新
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拉致家族の苦しみ、漫画に

 北朝鮮による拉致被害者田口八重子さん=川口市出身、失そう当時(22)=の長男飯塚耕一郎さん(29)をモチーフにした漫画「母が拉致された時 僕はまだ1歳だった」が双葉社の週刊誌「漫画アクション」に連載されることが決まり、耕一郎さんや田口さんの兄飯塚繁雄さん(67)らが三日、都内で会見した。

 耕一郎さんは「私が考えてきたことや実行してきたことが、形として残せありがたく思っています」と話した。

 この連載は四日発売号から始まり計六回を予定。原作、監修は耕一郎さんが務め、作画と構成は漫画家本そういちさんが担当する。

 第一回は、繁雄さん夫婦に引き取られていた当時八歳の耕一郎さんが「大韓航空機爆破事件」に関するテレビ番組を見る場面から始まる。

 会見で耕一郎さんは「母の記憶がないので(連載は)難しいと思っていた。母を助けたいと思う一方で、母親像が全く出来上がっておらずリアリティーがない。ほかの拉致家族のように強い気持ちを前面に押し出すのが難しい。そういう葛藤(かっとう)を理解してもらえれば」と話した。

 本さんは「母と子の関係の中から(拉致問題を)描きたいと思い、耕一郎さんの視点で描こうと決めた」と説明した。

 繁雄さんは「本当にこんなことがあったのかという実感が若い世代にはあまり浸透していないように思う。漫画という手法であらゆる人に読んでもらいたい。拉致された人を全部帰せというのが最終目標。あらゆる手法で訴えていく」と話している。

 連載には、作家小山唯史さんによる繁雄さんの視点から見た拉致問題のコラム「八重子と耕一郎 2つのアルバム」も掲載される。

 「漫画アクション」はこれまで、蓮池透さんや横田滋・早紀江夫妻をモチーフにした漫画を連載している。
拉致家族の苦しみ、漫画に 田口八重子さんの長男が原作

拉致事件 田口八重子さん題材に漫画誌連載

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 北朝鮮による拉致被害者の田口八重子さんとその家族を題材にした漫画が、4日発行の「漫画アクション」(双葉社)に連載(全6回)される。田口さんの兄で、家族会副代表の飯塚繁雄さん(67)や、原作・監修を手がけた長男耕一郎さん(29)は「拉致の実態を多くの人が知るきっかけになれば」と話している。
 「母が拉致された時 僕はまだ1歳だった」とのタイトル。田口さんが拉致された当時1歳だった耕一郎さんが、21歳になって初めて拉致を知らされた時の様子や、田口さんが大韓航空機爆破事件(87年)の実行犯の日本語教育係を務めたこと、02年9月の日朝首脳会談で「死亡」と伝えられたことなどが描かれている。
 各回の最終ページには、田口さんとの思い出を振り返る繁雄さんのコラムが掲載される。同誌では、これまで蓮池薫さん夫妻を題材にした「奪還」、横田めぐみさんの「めぐみ」を連載しており、今回で3作目。いずれも作画は、本(もと)そういちさんが担当している。同誌は第1、3火曜日発売。【工藤哲】
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