中国の環境保全へ共同基金、首相訪中で提案検討
政府・与党は22日、中国の環境保全のため、日中が共同出資する基金の創設の検討に入った。与党の党首会談などで調整し、まとまれば27日からの福田康夫首相の訪中時に提案する。日本側の出資規模は1000億円を軸に詰めている。中国にも同額の出資を求める。
中国の環境保全は地球温暖化対策の観点から注目されており、温暖化がテーマとなる来年7月の主要国首脳会議(洞爺湖サミット)に向け、基金設立で福田政権の熱意を印象付ける狙いだ。(23日 07:02)
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北朝鮮、中国より対米優先 6カ国再開「時期尚早」
【北京=城内康伸】6カ国協議の議長、武大偉中国外務次官の北朝鮮訪問は、北朝鮮側が核計画の申告をめぐり、関係国の要求に応える内容を示さず、ほとんど成果なく終わった。中国は北朝鮮への説得を通じ議長国としての存在感を示したい思惑だったが、北朝鮮が米国との2国間協議を優先させる姿勢を浮き彫りにしたといえる。
10月の6カ国協議の合意文書で年末が実施目標とされた「第2段階」措置は、核施設の無能力化で進展がある半面、もう1つの要件である核計画の申告が遅れ、年内完了は困難な見通し。米首席代表のヒル国務次官補は今月上旬に訪朝。北朝鮮首席代表の金桂冠(キム・ゲグァン)外務次官と会談したが、申告内容で「相違点」を残した。
武次官は訪朝で5カ国が求める「誠実な申告」を実行するよう説得、遅れている非核化プロセスの進展を目指していた。踏み込んだ回答を引き出せば、議長国としての存在感は強まる。しかし北朝鮮側は申告内容をプルトニウム関連に限定、濃縮ウラン疑惑の解明を先送りする意向を示した。
北朝鮮側が難色を示したことで、12月上旬の開催で調整されていた6カ国協議の首席代表会合が来年にずれ込んだこともあり、中国としては早期開催を働きかける必要もあった。北朝鮮はこれに対し「時期尚早」との立場を伝え、開催時期の見通しを立てることもできなかった。
武次官は今回、核政策で発言力を持つ北朝鮮の軍部や、外交政策の実質的責任者である姜錫柱(カン・ソクチュ)第一外務次官との会談を期待したとみられるが、実現しなかったもようだ。
核問題は米朝協議が先行し、6カ国協議の合意が形成されるという流れが定着しつつある。北朝鮮は引き続き、米国との駆け引きを最重視する考えとみられる。
中日新聞:北朝鮮、中国より対米優先 6カ国再開「時期尚早」:北朝鮮問題(CHUNICHI Web)
北朝鮮、核燃料・冷却塔の廃棄を拒否
北朝鮮、核燃料・冷却塔の廃棄を拒否 | Chosun Online | 朝鮮日報
象ではないと主張し、米国と対立していることが22日に明らかになった。
ワシントンの外交消息筋によると、米国は核の専門家を含む代表団を数回北朝鮮に送り、実際の無能力化作業において、使用前の核燃料も廃棄し、内部施設の一部にのみ無能力化作業が進んでいる冷却塔についても施設そのものを破壊することなどを要求している。
これに対して北朝鮮は、これら二つの内容は無能力化の段階が終了してから「行動対行動」の原則に沿って、今後の核廃棄段階において見返りを得た上で進められるべきと主張し、米国の要求を拒否している。とりわけ北朝鮮は使用前の核燃料について、廃棄や接近しないことを要求する米国に強く反発しているという。
ワシントンの消息筋は「米国は核燃料や冷却塔の完全な破壊が行われないとすれば、核施設を再稼動するのに3カ月で十分と認識している。そのためこれら二つの問題は無能力化段階に含まれるべきと要求している」と述べた。米国は無能力化の概念について、核施設の再稼動に最低でも1年以上を要する状態と規定している。
米国はすべての核開発リストの提出なども含め、これらの措置が無能力化段階において実行されないならば、テロ支援国や敵性国交易法の解除は不可能という立場だ。そのためこれらをとりまく問題が今後長期化する可能性も排除できない。
ワシントン=李河遠(イ・ハウォン)特派員
朝鮮日報/朝鮮日報JNS