横田さん1年を振り返る「来年こそ期待」
横田滋さんが、横浜市内で取材に応じ、めぐみさん拉致から30年の節目となった1年を振り返り、「福田総理の代で、来年こそは拉致問題が解決されるよう期待したい」と述べました。 Q.今年はどんな年だった?
「めぐみの拉致から30年という大きな節目の年だったわけです。総理は『自分の代で是非(拉致問題を)解決したい』との意欲が非常に強く感じられますので、来年こそはと期待しています」(横田滋さん)
横田めぐみさんの拉致から30年が経った先月、10年間務めた家族会代表を辞任した横田滋さんは、1年をこう振り返りました。
また、さきにアメリカの北朝鮮問題の専門家が「テロ支援国家指定以外でも、韓国の新政権と日米3ヶ国で北朝鮮に圧力をかける方法を模索すべきだ」と提案したことについて、「韓国の北朝鮮政策がすぐに180度転換することはないかもしれないが、イ・ミョンバク大統領は前政権よりも北朝鮮に厳しく対応すると思うので、拉致問題解決にはプラスに働くと思う」と述べました。(21日18:35)
TUFニュース速報
「日本人拉致聞いたことがある」 米国公演の脱北者芸術団員が証言
【スプリングフィールド(バージニア州)=有元隆志】北朝鮮から脱出した脱北者による芸術団が現在、米国各地を公演している。米国の人たちに北朝鮮の実情や文化を知ってもらうと同時に、収益を脱北者の支援にあてるためだ。団員の一人は北朝鮮にいるとき、日本人拉致事件のうわさを聞いたことがあると産経新聞に証言した。
拉致事件のことを知っていると語ったのはチョン・ソンヒさん(31)=仮名。2006年6月に中国経由で韓国に逃れた。北朝鮮にいるときは北東部の咸鏡南道芸術団の一員だった。
ソンヒさんは詳しい年は覚えていないとしながらも、子供のときに拉致事件についてのうわさを母から聞いたという。
ソンヒさんの住んでいた村には、日本からの帰還者が集まって住んでいたところがあった。「帰還者の一人が母の友人で、拉致について話しているのを聞いた」とソンヒさん。拉致被害者に会ったことはないという。
脱北者問題に取り組んできた関係者はこの証言について、「帰還者は監視されていたこともあり、発言には気を配っていたはずだから、ソンヒさんの母とはよほど親しかったのだろう」と語る。
ソンヒさんが芸術団の一員として忘れられないのが、1993年7月27日に平壌で行われた「対米戦争勝利(朝鮮戦争休戦)40周年記念日」の式典に参加し、故金日成主席、金正日書記(当時)の前で合唱したことだ。
式典のため2カ月以上前に平壌入りし練習を重ねた。ソンヒさんは当時の心境について「最高に光栄だった」と振り返る。
しかし、その後北朝鮮を襲った食糧危機でソンヒさんの生活は苦しくなる。「95年以降、給料が出ないときもあった。父に加え軍隊にいた兄も相次いで死亡し、家計を支えるのに苦労した。悩んだ末、北朝鮮から出る決意をした」と語る。
ソンヒさんは現在、仲間の団員約10人とともに、伝統的な北朝鮮の民族音楽を演奏して回る日々だ。南部ジョージア州から始めた公演は、ワシントン周辺、ニューヨーク、ロサンゼルスなど、1月末まで50回以上行う予定という。
芸術団を率いるマ・ヨンエさんは「公演の収益を中国でさまよう脱北者、孤児、とくに人身売買された女性たちを助けるためにあてたい」と話している。
「日本人拉致聞いたことがある」 米国公演の脱北者芸術団員が証言 - MSN産経ニュース
北朝鮮のアルミ管から濃縮ウラン痕跡検出
【ワシントン=有元隆志】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は21日、外交筋などの話として、北朝鮮からこのほど米国に提供されたアルミニウム管から、米科学者が濃縮ウランの痕跡を検出したと報じた。濃縮ウランによる核計画の存在を否定していた北朝鮮の説明と矛盾するもので、同紙は米側が「北朝鮮から詳しい説明を要求することになるだろう」と指摘した。
北朝鮮は米側との協議で、アルミニウム管150トン分を2002年6月にロシアから輸入したことは認めたものの、濃縮ウランによる核計画の存在を否定。「通常兵器の開発などに使うつもりだった」とする「証拠」のために、溶けたアルミニウム管の「小さなサンプル」を提供した。
アルミニウム管は核兵器の原料となる高濃縮ウランを製造するための遠心分離器に必要。外交筋は濃縮ウランの痕跡について、濃縮計画の一部だった可能性もあるとする一方、遠心分離機などに付着していた濃縮ウランがアルミニウム管についたことも想定されるとしている。北朝鮮がパキスタンのカーン博士の「核の闇市場」を通じ、遠心分離機を受け取っていたことは、パキスタンのムシャラフ大統領らの証言で明らかになっている。
米政府は6カ国協議で合意した北朝鮮によるすべての核計画の申告のなかに、ウラン濃縮による核計画も含めるよう求めている。ライス国務長官は20日、記者団に対し、「重大な時点に来ている。多くのことが(申告に)かかっていることを北朝鮮が理解することを望む」と強調、北朝鮮が早期に「完全かつ正確な申告」を行うよう強く求めた。
現在、国務省のソン・キム朝鮮部長が訪朝しており、申告についても北朝鮮側と協議しているとみられる。
米政府高官がロイター通信に語ったところでは、北朝鮮は軍事機密に属するとみなしていることや、海外への核拡散活動について、明らかにしようとしないという。
6カ国協議で合意した申告の期限は年内だが、米政府は正確な申告を優先し、提出が多少遅れてもやむをえないとの姿勢をみせている。
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