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武部氏、半年に2度の瀋陽訪問 「地方レベルの交流大事」

 自民党の武部勤幹事長が中国遼寧省瀋陽を訪問中だ。昨年11月に続き、日本の要人としては異例ともいえる半年間で2度目の訪問。靖国問題などで日中関係がギクシャクするなか、その意図に様々な憶測も飛び交ったが、武部氏は「地方レベルの交流拡大」を強調した。

 武部氏は4月28日に同省大連に入り、瀋陽から北京を経て5月2日にモンゴルを訪ねる予定。瀋陽訪問の主目的は30日の世界園芸博覧会の開幕式への出席だとしている。

 ただ「自民党幹事長がそのためだけに中国の一地方都市に何度も来るだろうか」(地元関係者)との声も。29日には次世代の有力指導者候補といわれる同省の李克強・共産党委員会書記と前回に続き瀋陽で会談。将来の日中関係を見据えた関係構築が目的ではとの推測だ。

 また、武部氏の地元北海道には瀋陽との経済交流を深めようとの動きがある。道関係者からは訪問が後押しになることに期待の声が出ていた。

 瀋陽には北朝鮮の総領事館があり、直行便も飛んでいるため「秘密接触の可能性は」(韓国外交筋)と勘ぐる見方も。

 武部氏は30日、報道陣に「政治家も東京対北京の交流が主だったが、これからは地方や草の根レベルの交流が大事だ」と訪問目的を説明した。
asahi.com:武部氏、半年に2度の瀋陽訪問 「地方レベルの交流大事」?-?政治

安倍官房長官、拉致で「国際的圧力高める必要」=横田早紀江さんらが訪米報告

 安倍晋三官房長官は1日午前、米国訪問を終えた北朝鮮による拉致被害者横田めぐみさんの母早紀江さん(70)らと首相官邸で会い、ブッシュ米大統領との会談や米議会で証言したことなどについて報告を受けた。安倍氏はこの後、拉致問題解決の見通しについて「なかなか難しいが、北朝鮮が決断すれば解決する問題だ。そのためにわれわれは国際的な圧力を高める必要がある。いろんな場でしっかり訴えていかないといけない」と記者団に語った。 
(時事通信) - 5月1日13時1分更新
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<取材日記>韓国人除いたブッシュ大統領の脱北者面談

ジョージ・ブッシュ米国大統領が先月28日、ホワイトハウスで脱北者キム・ハンミちゃん(7)家族に会う席に韓国特派員たちは入れなかった。共同通信など日本の特派員たちだけ立入が許可された。

ホワイトハウス側は「ブッシュ大統領が昨年、脱北者カン・チョルファンさんと会った日が『韓国の日』だったら今日は『日本の日』と思ってくれ」と了解を求めた。しかしブッシュ大統領が面談したのは韓国人が5人(ハンミちゃんと親、チョン・ソンサンミュージカル監督、キム・ソンミン自由北朝鮮放送局長)である一方、日本人は2人だけだった。拉北被害者の横田めぐみさんの母早紀江さんとめぐみさんの弟の拓也さんだった。5対2だったが、この日の主人公は2人の日本人だった。

ブッシュ大統領は30分間の面談を行い、北朝鮮のめぐみさん拉致に非難を集中した。「一国のリーダー(金正日)が子供(めぐみさん)の拉致を助長したということは信じ難いこと」「北朝鮮はこのお母さんと愛する娘を引き離す非情なことをした。早く娘をお母さんのもとに返さなければならない」。ワシントンポストなど主要言論のヘッドラインは一斉に「ブッシュ大統領、拉北日本少女のお母さんに会う」だった。ハンミちゃんの話は見つけにくかった。

面談に加藤良三駐米日本大使が陪席したことも、この日の出会いが日本版だったことを立証した。加藤大使が率いる駐米日本大使館はワシントン政界に日本人拉致被害者問題を公論化するため、昨年から情熱的に活動を繰り広げてきた。先週、米下院が初めて日本人(早紀江さん)を立ち会わせ拉北者聴聞会を開いたことや、ブッシュ大統領が早紀江さんと会ったのはすべてその成果だ。

早紀江さんはホワイトハウス訪問に先立って日本の外務省と駐米大使館の積極的な支援のもと、米国家安全保障会議(NSC)高位関係者らに相次いで会い、知られるようになった。

一方、政府の関心の薄さから、ワシントンまで来た韓国の脱北者と拉致被害者たちはスポットライトを浴びることができなかった。北朝鮮人権問題に関する限り駐米韓国大使館は言葉数が少なくなる。政府の指示のためだろう。「我々も北朝鮮の人権状況は懸念するが…」で始まるような言葉ばかりを繰り返す。ホワイトハウスが5人の韓国人を招待しながら、大使館関係者を陪席させないのはこの言葉に聞きあきたからかもしれない。

姜賛昊(カン・チャンホ)ワシントン特派員
Japanese JoongAngIlbo