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中国人権活動家と面会、米大統領「民主化を全面支援」

 【ワシントン=貞広貴志】ブッシュ米大統領は11日、ホワイトハウスに中国の作家で中国政府非公認のキリスト教地下教会信者の余傑氏ら人権活動家3人を招き、中国政府による宗教活動や言論への抑圧について意見交換した。
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 大統領は、先月20日の米中首脳会談で脱北者の強制送還問題を取り上げ、中国に人権分野で注文をつける姿勢を強めており、この日の面会も「民主化攻勢」の一環となる。

 中国側の出席者は余氏と王怡・成都大学教授、貧しい農民の支援活動を行う李柏光氏の3人で、いずれも地下教会の信徒。チェイニー副大統領らも同席した。

 関係者によると、大統領は席上、「今後も中国との協議で宗教の自由を求めていく」と言明し、「故マーチン・ルーサー・キング牧師を手本とした非暴力、平和手段による民主化活動を全面支援する」と述べた。

 人権支援団体「チャイナ・エイド」によると、現職の米大統領が中国の地下教会信者と面会するのは初めてで、中国政府から米政府に対し面会をやめるよう要求があったという。
(2006年5月12日12時13分 読売新聞)
中国人権活動家と面会、米大統領「民主化を全面支援」 : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

覚せい剤:北朝鮮密輸ルートの男ら逮捕 警視庁

 01年12月に鹿児島・奄美大島沖で沈没した北朝鮮工作船から回収された携帯電話の通話先とされる韓国籍の禹時允(ウーシユン)容疑者(59)=盗品等有償譲り受けなどの罪で実刑判決=が覚せい剤売買にかかわっていたとして警視庁は12日、禹容疑者と暴力団組員数人を覚せい剤取締法違反容疑で逮捕した。禹容疑者は北朝鮮への盗難車不正輸出事件に関与して実刑判決を受けており、警視庁は覚せい剤が北朝鮮ルートを通じて密輸された可能性があるとみて追及する。

 調べでは、禹容疑者は02年ごろ、暴力団組員らと覚せい剤取引をした疑い。同日午後、関係先の家宅捜索に着手する。

 北朝鮮工作船は奄美大島沖で海上保安庁の巡視船と銃撃戦の末に沈没し、02年9月に引き揚げられた。工作船は、98年8月に高知県沖で指定暴力団住吉会系暴力団の関係者らが覚せい剤の受け渡しを計画していた事件で使われた船と同じだった。

 引き揚げられた工作船からはプリペイド式携帯電話が回収され、延べ135回の通話履歴があった。通話先には禹容疑者の親族の自宅の電話と、同容疑者の弟名義の携帯電話の番号のほか、複数の暴力団関係者らの番号が記録されていた。また禹容疑者の携帯電話からは関東の暴力団との覚せい剤取引を示す内容のメールが残されていた。

 禹容疑者は過去5年間で計82回も出入国を繰り返し、渡航先のほとんどがソウルと北京だった。警視庁は北京経由で北朝鮮に入国した可能性があるとみている。

毎日新聞 2006年5月12日 13時07分
覚せい剤:北朝鮮密輸ルートの男ら逮捕 警視庁-今日の話題:MSN毎日インタラクティブ

WFP 北に食糧支援再開へ

 【北京=城内康伸】世界食糧計画(WFP)は十一日、昨年末に中断した北朝鮮への食糧支援を来週にも再開すると発表した。WFPのバンベリー・アジア担当局長が九日から十日まで訪朝し、北朝鮮当局と合意した。二年間で約百九十万人を対象に、総額一億二百万ドル(約百十三億円)相当の食糧、約十五万トンを支援する。

 WFPによると、支援対象は主に女性と子供で、従来の対象者六百五十万人から大幅に減る。配給地域もこれまでの約百六十地区から三十地区に減らす。一方で、北朝鮮側の要望を受け、監視要員はこれまでの四十八人から十人に縮小。昨年末に閉鎖した地方事務所が再開する見通しはないという。

 北朝鮮は昨年、WFPや人道支援団体に対し、一年ごとの緊急援助方式の支援を打ち切り、中長期的な支援に変えるよう要求。再開条件として監視要員の削減を求めていた。支援食糧の用途拡大と監視活動の制限が、北朝鮮側の狙いとみられる。

 WFPはこれを受けて昨年末に支援をいったん中止。しかし、北朝鮮への支援は必要と判断しており、従来レベルの監視体制を維持しようと、北朝鮮と断続的に交渉を続けてきた。

 バンベリー局長は「食糧配給が適切に行われるかどうかの監視活動は重要だが、食糧不足で苦しむ住民への供給再開はより大事だ」と述べ、支援再開の必要性を強調した。