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韓米、北朝鮮問題で立場の違い浮き彫りに(下)
◆独自の解決方策とは?
南北関係改善に向けた韓国政府独自の解決方策とは何なのか。政府幹部は「これから作業を進めていく」と話している。
一部では北朝鮮に対する大規模な支援を行う代わりに、核開発の凍結など目に見える措置を引き出す可能性も指摘されている。世宗研究所の白鶴淳(ペク・ハクスン)南北韓研究室長は「唯一の方法は北朝鮮との首脳会談を含む対話と協議を通じて、6カ国協議の再開など核開発問題解決のきっかけを作ることだ」と話している。
慶南大の金根植(キム・グンシク)教授は「韓国政府は核開発問題が解決しなくても、南北関係を後戻りできないところまで進展させる方案を模索しているのだろう。核開発問題の解決は金大中(キム・デジュン)前大統領の北朝鮮訪問や南北首脳会談を通じて金正日(キム・ジョンイル)総書記を直接説得する以外にないだろう」とした。
一方、ソウル大の白珍鉉(ペク・ジンヒョン)教授は「韓米関係にきしみが生じれば、韓国の北朝鮮に対する説得力も低下する。妙案がない状況下で韓国が独自の方策を講じた場合、問題解決がより困難になる恐れもある」とした。
朝鮮日報
朝鮮日報 Chosunilbo (Japanese Edition) 【ソウル12日聯合】青瓦台は12日、政府が安保関係官庁の高官会議で、北朝鮮に対し独自路線を推進することを決定したとする報道内容に対し、「全く事実と異なるもの」と否定した。
崔仁昊(チェ・インホ)副報道官が定例会見で述べたもの。盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の海外歴訪前に、安保関係長官らが会合を行い主要懸念を点検したのは事実だが、その席で独自路線については言及もされていないと述べた。青瓦台の状況点検会議と統一外交安保政策室を通じ確認した結果、報道内容はまったくの事実無根だと明らかにした。
これに先立ち朝鮮日報は、政府は北朝鮮核問題6カ国協議をこのまま放置するわけにはいかないと判断し、米国とは異なる独自の南北関係解法の策定を進めると報じていた。
YONHAPNEWS WORLD SERVICE : JAPANESE NEWS 韓国外交通商部の文正仁(ムン・ジョンイン)国際安保大使は11日、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が訪問先のモンゴルで「北朝鮮に対し制度的・物質的な支援を無条件で行う」方針を表明した背景について、「盧大統領はブッシュ政権に対する忍耐心を失いつつある」と説明した。
文大使はこの日、「世界と北東アジアフォーラム」が主催したセミナーで「ブッシュ(米国)政権が北朝鮮に対して否定的な政策ばかり打ち出してくるため、新たな突破口を求めようとしたことだ」とし、このように説明した。文大使は「これまで北朝鮮に対し否定的・強圧的な政策が成功したためしはない。北朝鮮に外交圧力をかける時は慎重に行わなければならない」とも述べた。
文大使は盧武鉉政権で北東アジア時代委員長を務め、盧大統領の外交・安保政策のブレーン役を担っている。
文大使は「昨年9月19日の共同声明を実現に導いたのは米国ではなく韓国だ」とも発言した。これは6カ国協議がこう着状態に陥っている中で、韓国が積極的に突破口を求めていく必要があるとの趣旨とみられている。ただ文大使は「盧大統領がブッシュ政権の対北朝鮮政策を変えるために、イラクに派遣している韓国軍の撤退を交渉カードに使うことはないだろう。北朝鮮が今度の機会を逃さずに、6カ国協議に復帰しなければならない」と述べた。
文大使は、最近米国が脱北者6人を受け入れたことについて、「米国はこれまで脱北者を受け入れてこなかったが、ここへ来て数名受け入れたに過ぎない。米国が北朝鮮の旅券を所持している人を受け入れるのは自由だが、韓国の旅券を所持している人を受け入れるのは困る」と語った。
文大使は「米国の脱北者受け入れ政策に関して、人権状況改善と経済援助を交換条件とする『ヘルシンキ・プロセス』に言及されているが、これは主権を認めることと介入政策が前提条件だ。北朝鮮の主権を認めずに、他国が北朝鮮に対する介入政策を遂行できないようにするのは矛盾している」とも述べた。
文大使は韓米関係について「北朝鮮問題において韓国は『良い警察』、米国は『悪い警察』の役割を演じているが、互いに調整ができていないことが問題だ」と指摘した。
朝鮮日報
朝鮮日報 Chosunilbo (Japanese Edition)
