覚せい剤:北朝鮮密輸ルートの男ら逮捕 警視庁 | trycomp2のブログ
01年12月に鹿児島・奄美大島沖で沈没した北朝鮮工作船から回収された携帯電話の通話先とされる韓国籍の禹時允(ウーシユン)容疑者(59)=盗品等有償譲り受けなどの罪で実刑判決=が覚せい剤売買にかかわっていたとして警視庁は12日、禹容疑者と暴力団組員数人を覚せい剤取締法違反容疑で逮捕した。禹容疑者は北朝鮮への盗難車不正輸出事件に関与して実刑判決を受けており、警視庁は覚せい剤が北朝鮮ルートを通じて密輸された可能性があるとみて追及する。
調べでは、禹容疑者は02年ごろ、暴力団組員らと覚せい剤取引をした疑い。同日午後、関係先の家宅捜索に着手する。
北朝鮮工作船は奄美大島沖で海上保安庁の巡視船と銃撃戦の末に沈没し、02年9月に引き揚げられた。工作船は、98年8月に高知県沖で指定暴力団住吉会系暴力団の関係者らが覚せい剤の受け渡しを計画していた事件で使われた船と同じだった。
引き揚げられた工作船からはプリペイド式携帯電話が回収され、延べ135回の通話履歴があった。通話先には禹容疑者の親族の自宅の電話と、同容疑者の弟名義の携帯電話の番号のほか、複数の暴力団関係者らの番号が記録されていた。また禹容疑者の携帯電話からは関東の暴力団との覚せい剤取引を示す内容のメールが残されていた。
禹容疑者は過去5年間で計82回も出入国を繰り返し、渡航先のほとんどがソウルと北京だった。警視庁は北京経由で北朝鮮に入国した可能性があるとみている。
毎日新聞 2006年5月12日 13時07分
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