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「発射すれば国連安保理に」 テポドン2めぐり麻生外相

 麻生外相は18日、都内で記者団に対し、北朝鮮が長距離弾道ミサイル「テポドン2」を発射した場合、北朝鮮がミサイル発射のモラトリアムを03年以降も延長する意向を表明した日朝平壌宣言に違反するとの認識を示し、「直ちに国連安全保障理事会の開催を要求する」と述べ、国連安保理で問題を対処する考えを示した。

 さらに麻生氏は、日本の対応として「(北朝鮮の貨客船)万景峰号の話などいくつかあるので、どれを使うか検討する」と話し、特定船舶入港禁止法や改正外為法に基づく経済制裁措置の可能性を示唆した。

 麻生氏は、同日朝のフジテレビの報道番組では「(テポドン2が)日本に落ちる可能性はゼロじゃない。(日本に落ちれば)日本に対しての攻撃とみなされる」と発言。ただ、その後、記者団に「2発、3発くらえば別だが、1発届いたから武力行為と見なしてただちに(対応する)ということにはならない」と述べ、国内に着弾した場合に日本への先制攻撃と位置づけるかどうかは、状況に応じて判断する考えを示した。
「発射すれば国連安保理に」 テポドン2めぐり麻生外相 (朝日新聞) - goo ニュース

発射なら安保理で対応 テポドン2号で日米

 【ニューヨーク17日共同】北朝鮮が長距離弾道ミサイル「テポドン2号」の発射実験準備を進めているとされる問題で、米国と日本は17日までに、実際に発射された場合には直ちに国連安全保障理事会で対応する方針を固めた。両国を含む複数の外交筋が明らかにした。

麻生太郎外相は18日のテレビ番組で、発射されれば、安保理での制裁議論が避けられないとの認識を示した。さらに、発射の場合、「日本として直ちに安保理の開催を要求する」と記者団に述べた。

安保理常任理事国の米国は法的拘束力のある決議での北朝鮮非難や制裁を視野に入れているが、北朝鮮と友好関係にあり、同じく常任理事国として拒否権を持つ中国の抵抗は必至。日本は非常任理事国。当面は拘束力のない議長声明や報道陣向け声明により懸念表明を行うことを軸に調整が図られる見通しだ。
発射なら安保理で対応 テポドン2号で日米 (共同通信) - goo ニュース

北朝鮮、危機高め米に交渉迫る

 【ソウル=山本勇二】北朝鮮が長距離弾道ミサイル「テポドン2号」の発射実験の準備を進めているのは、危機を高め、自らの立場を強めたうえで、米政府に直接交渉を迫り、金融制裁を解除させる狙いとみられる。

 ブッシュ政権は昨年、マカオにある銀行バンコ・デルタ・アジアに対し「北朝鮮の不法ビジネスの資金洗浄の場になった」として、米銀との取引を禁じた。

 米国はさらに北朝鮮によるドル札偽造や麻薬密輸の証拠を次々に提示し、金融制裁とともに、北朝鮮の海外での資金調達に打撃を与えた。北朝鮮は再三、制裁の解除を要求したが、ブッシュ政権は拒否している。

 発射実験の準備は米偵察衛星によって監視されている。北朝鮮はこれを「逆手」にとり、ミサイルの搬送、発射台への設置など段階的に危機を高めて、米政府に交渉を迫っているとみられる。

 テポドン2号は射程3500-6000キロと推定され、米アラスカ州の一部まで射程に入る。米国に直接脅威を与えるだけに米国さらに日韓両政府も北朝鮮に自制するよう繰り返し警告している。

 一方、米議会の共和、民主両党の有力議員が相次いで、ブッシュ政権に北朝鮮との直接協議を求めた。一部の欧米メディアは「北朝鮮が近日中にもミサイルを発射する可能性がある」と報じているが、北朝鮮は米議会の動きも注視し、発射を強行した場合の得失を計算しているとみられる。

 ◆「人工衛星」と公表も、北朝鮮科学者ら軌道計算

 【北京=共同】長距離弾道ミサイル「テポドン2号」の発射実験準備を行っているとされる北朝鮮が今年に入り、「人工衛星」の打ち上げに備え、宇宙工学分野の科学者を動員し、軌道の設定と計算の作業を進めていることが分かった。北朝鮮に詳しい情報筋が17日明らかにした。「人工衛星」として発信機などを組み込み打ち上げを行う可能性も排除できなくなったといえる。

 同筋によると、北朝鮮は米国などから弾道ミサイル発射と非難されるのを避けるため、「人工衛星」発射と同時に軌道を公表することを検討しているという。
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