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北朝鮮が長距離弾道ミサイル「テポドン2号」の発射準備を進めているとみられる問題で、政府は北朝鮮がミサイルを発射した場合、国連安全保障理事会に経済制裁を提案するとともに、改正外為法、特定船舶入港禁止法による単独の経済制裁を検討する方針だ。麻生太郎外相は18日、民放テレビ番組などで繰り返し北朝鮮をけん制、防衛庁はイージス艦などによる警戒監視活動を続けた。
外相はフジテレビの報道番組で、単独制裁について「法律的な措置を取れる制度(整備)は終わっている」と述べ、改正外為法による送金停止、北朝鮮船舶の入港禁止措置などを発動する考えを示した。
ミサイルが日本に着弾した際の対応をめぐり、外相は「(日本への)攻撃とみなされる」との認識を示したが、その後のテレビ朝日の番組では「直ちに武力攻撃とみなして報復という段階ではない」と修正した。
防衛庁は額賀福志郎長官、先崎一統合幕僚長らが情報分析にあたった。発射に備え、弾道ミサイルを追尾できる海上自衛隊のイージス艦「ちょうかい」「こんごう」が日本海と太平洋で警戒を続けているほか、航空自衛隊は試験運用中の新型レーダー「FPS-XX」を稼働させている。
毎日新聞 2006年6月18日 19時44分
テポドン2号:発射の場合、単独の経済制裁検討へ 政府-行政:MSN毎日インタラクティブ麻生外相、駐日大使 即時中止へ警告
北朝鮮が長距離弾道ミサイル「テポドン2号」の発射準備を進めている問題で、麻生太郎外相は17日夜、外務省でシーファー駐日米大使と会談し、北朝鮮にミサイル関連活動の即時中止と核問題をめぐる6カ国協議への早期復帰を求めることを確認した。両氏はミサイル発射が国際社会で重大な問題になると北朝鮮に警告を発していることを明らかにし、シーファー大使は新たな制裁も辞さない姿勢を示した。日米当局は北朝鮮がすでに発射準備を終え、18日午後以降に重大な局面を迎える可能性もあるとみて厳重な警戒を続けている。
政府筋によると、北朝鮮指導部は国民に対し、18日午後2時に国旗を掲揚し、夕方にはテレビなどで国民向けメッセージを視聴するよう指示している。ミサイル発射に関連した動向の可能性もあると注視している。
麻生外相はシーファー大使との会談で「北朝鮮がミサイルを発射すれば、わが国および国際社会の平和と安定や、大量破壊兵器の拡散防止の観点からも重大な問題になる」と懸念を表明。16日に北京の北朝鮮大使館を通じて発射を見合わせるよう働きかけたことを明らかにした。シーファー大使もニューヨークの国連代表部ルートで北朝鮮側に直接、懸念を伝えたことを説明した。
また、ミサイル発射に踏み切れば、ミサイル発射モラトリアム(凍結)を盛り込んだ日朝平壌宣言や、東アジア地域の平和と安定に努力することを明記した6カ国協議共同声明に違反する行為だとの認識で一致。発射した場合の具体的な対応策も協議した。
シーファー大使は会談後、記者団に対し、北朝鮮の行動を「非常に挑発的な行為で国際的な一層の孤立を招く」と批判。「発射されれば、あらゆる可能性を排除しない」と述べ、国連による制裁措置などを視野に入れていることを示唆した。
この問題をめぐり、安倍晋三官房長官も17日、ハドリー米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)と電話で協議した。
北朝鮮の発射準備については、北朝鮮のマネーロンダリング(資金洗浄)に関与したとしてマカオの銀行の資産を凍結した米国の金融制裁に対し、譲歩を促すための牽制(けんせい)ともされている。ただ、実際に発射した場合は、北朝鮮に近い韓国や中国も反発することは必至で、国際的な対北朝鮮圧力が強まることになりそうだ。
北、ミサイル発射準備 米、新たな制裁辞せず (産経新聞) - goo ニュース「北朝鮮に拉致されたすべての人々を取り戻すぞ!集まれ、島根県民集会」(東アジアネットワーク島根、同鳥取、同島根大学学生部主催)が十七日、松江市のくにびきメッセで開かれた。拉致された可能性が極めて高いとされる米子市の松本京子さん=失踪当時(29)=の兄・孟さん(59)も出席し、早期解決を訴えた。
市民ら約七十人が参加。NPO法人・北朝鮮難民救援基金の加藤博事務局長が「拉致、北朝鮮難民問題解決の戦略的課題について」と題して講演。今国会で成立した「拉致問題その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する法律案」を有効活用するためのプランづくりを提案した。
特定失踪者問題調査会の荒木和博代表は「安全保障問題としての拉致問題」を話した。拉致被害者のいる韓国、タイや米国とともに国際包囲網を敷くことや、経済制裁による圧力とそれをバックにした交渉が大事だとし、「北朝鮮の威嚇に屈しない国民の姿勢や政府の対応が望まれる」と呼び掛けた。
松本京子さんの兄・孟さんは「妹が北朝鮮に拉致されて、今年で二十九年がたちます。今までは辛抱強く交渉していただくよう政府に伝えてきましたが、自分たちの手で取り返そうと、強く感じます」と訴えた。
脅しに屈せず全員取り戻せ 拉致島根県民集会
