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横田さん“救出優先したい”

北朝鮮で、キム・ヨンナムさんの記者会見が行われた際に同席したヘギョンさんが、横田さん夫妻に「こちらに来てほしい」と話したことについて、横田滋さんは「孫に会いたい気持は非常に強いが、めぐみの救出のことを考えるとすぐに行くわけにはいかない」と述べました。

ヨンナムさんの会見について、横田滋さんは6日午後、記者会見をして、「北朝鮮は前回の韓国メディアに対するヨンナムさんの会見で『めぐみが死亡した』と説明させることで拉致問題を終わりにしようとしたが、結果的に日本の世論の反発を招いて逆効果に終わった。だから、今回あらためて日本のメディアに対する会見を開いたのだと思う」と述べました。また、ヨンナムさんが「めぐみの遺体を火葬したのは1997年の春ごろだ」と説明したことについて、「めぐみの拉致が日本国内で明らかになったのと同じ時期なので、めぐみは死んだことにしようという意図があったのではないかと感じる」と話しました。さらに、ヨンナムさんの会見に同席したヘギョンさんが、「わたしに会いたいのならこちらに来てください」と話したことについて、「孫に会いたい気持は非常に強いが、めぐみの救出のことを考えるとすぐに行くわけには行かない」と述べました。
NHKニュース

北朝鮮“ミサイル発射継続”

北朝鮮は、5日行った一連のミサイルの発射について、6日午後、初めて認めたうえで、「発射は成功し、今後も自衛的な抑止力を強化するためにミサイルの発射訓練を続ける」と主張しました。

これは、北朝鮮の外務省スポークスマンが国営の朝鮮中央通信に対して述べたもので、「ミサイルの発射は自衛的国防力の強化のために軍が行った訓練の一環だ」としたうえで、「発射は成功した」と評価しました。また、発射の理由について、▽アメリカが北朝鮮との対話を拒否したことや、▽アメリカが北朝鮮に対して実施している金融制裁などをあげ、「ミサイルの発射を自制する必要がなくなった」としています。そのうえで、「ミサイルの発射は主権国家としての合法的権利であり、日朝ピョンヤン宣言や6か国協議の共同声明など、いかなる合意にも拘束されない」と主張しました。さらに「今後も自衛的な抑止力強化のためにミサイルの発射訓練を続ける」と主張したうえで、「これに圧力を加えようとするならば、より強硬な措置を取らざるをえない」として、アメリカなどをけん制しました。北朝鮮が、1998年8月31日に「テポドン1号」を発射した際には、ミサイルの発射を事実として認めたのは発射から4日後で、「人工衛星の打ち上げに成功した」と伝えていました。これに対して、今回は翌日にミサイルとしての発射を認めたもので、異例の早さといえます。
NHKニュース

“テポドン エンジンに問題”

北朝鮮が、5日発射したミサイルのうち、長距離弾道ミサイルの「テポドン2号」について、韓国の情報当局は6日、「ロケットエンジンに問題が起きたために発射に失敗したのではないか」という見方を明らかにしました。

これは、韓国の国家情報院の高官が6日、国会の委員会の中で報告したものです。それによりますと、国家情報院は、北朝鮮の「テポドン2号」について、今月3日ごろ発射台周辺の設備や人の動きから、「発射は間近に迫っている」という認識に至っていたということです。そして、テポドン2号の発射は「失敗だった」という分析をあらためて示したうえで、その原因について、「ロケットエンジンに技術的な問題が起きたためではないか」という見方を明らかにしました。具体的に、どのような問題だったのかについて、この高官は、▽燃料の不完全燃焼によってエンジンに振動が生じた、▽燃料室内部に亀裂が生じた、あるいは、 ▽液体燃料が漏れ出した、といった可能性を指摘しました。一方、国会の別の委員会に出席したユン・グァンウン国防相は、「今後、さらに新たなミサイルが発射される可能性がある」と述べて、引き続き警戒する考えを示しました。
NHKニュース