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北朝鮮にいるお父さんのためにHP作成

「お父さんがこの手紙を見たら、私のインターネットのホームページに連絡ください。こちらはあなたのために作った連絡部屋です」(1969年に北朝鮮が拉致したKAL機の搭乗者、ファン・ウォン氏の娘、チャンウク氏)

「北朝鮮拉致者に対する責任意識も感じないで、生死の確認もしてくれない政府をどうやって信じることができますか」(1968年北朝鮮に拉致されたヨンシン号の金ドギョン氏の実弟、ジョンソプ氏)

北朝鮮拉致者の家族らが30年間、胸の中にためてきたものを北朝鮮側の地に向けて吐き出す。

対北朝鮮向けのラジオ放送「開かれた北朝鮮放送」は、ホームページ(www.nkradio.com)やEメール(nkradio@nkradio.com)、FAX(0505-471-7470)などを通じて寄せられた北朝鮮拉致者の家族らの事情を北朝鮮に放送する予定だと31日、明らかにした。

今までに寄せられた事情は40件あまり。これらの事情は、7日から今月末まで毎日午前6時から30分間放送される。

ファン・チャンウク氏(37・女性)の家族は、北朝鮮に拉致されたお父さんの名前をつけたインターネットのホームページを2001年に開設した。

ファン氏の実兄インチョル氏(40)は「最近はどこでもインターネットができる世の中だから、もしかするとお父さんがアクセスするのではと思い、ホームページを作った」とし「いつかはホームページの主人公が現れるだろうと確信する」と話した。

ファン氏の実父、ファン・ウォン氏(生存時70歳、当時にヨンドンMBCのプロデューサー)は、1969年12月、江原道江陵(カンウォンド・カンヌン)からソウルに向けた大韓航空YS-11機に乗っていたが、その後、家族と生き別れた。

1972年に北朝鮮に拉致されたオデヤン61号に乗っていたイ・ゴンヒ氏(生存時54歳)の実妹、ジャソ氏(52)は、「お母さんの生前の願いは死ぬ前にお兄さんの声を聞くことだったが、結局2003年に願いを実現できずに亡くなった」と涙を浮かべた。
donga.com [Japanese donga]

在日「金剛山歌劇団」県が後援

「文化交流に  聖域なし」

 秋田市で9月1日に公演を行う在日朝鮮人の歌劇団「金剛山歌劇団」(東京都小平市)に対し、県が後援を決め、寺田知事があいさつ文を寄せていることが31日、わかった。北朝鮮による弾道ミサイル発射などの問題がある中での対応だが、知事は同日の定例会見で、「文化交流は聖域なくすることが国と国との間でもよいやり方。長年交流事業としてやっているようなので、前の実績も踏まえて推薦したのではないか。文化交流を否定するものではない」と述べた。

 県県民文化政策課によると、県内の公演実行委員会から、6月13日付で後援名義承認とあいさつ文の依頼があり、7月4日付で後援名義使用の承認と、あいさつ文を送った。

 文面では、日朝間に拉致や核問題などの課題があることに言及していたが、翌5日に起きた弾道ミサイル発射を踏まえ、「懸念されていた弾道ミサイルが連射され、誠に遺憾。県民の不安感、不信感が高まっている」との文言を加えた内容に12日付で差し替えたという。
(2006年8月1日 読売新聞)
秋田 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

アリラン中止、日本の対北制裁効果 観客動員できず

 北朝鮮が8月に予定していた国際的芸術公演「アリラン」を中止したのは、7月の大雨被害のためではなく、日本政府による北朝鮮貨客船「万景峰92」の入港禁止措置により、観客動員などが困難になったためだったことが31日、分かった。複数の政府関係者が明らかにした。北朝鮮は公演で約350万ドル(約4億円)の外貨獲得を見込んでいたとされ、日本の制裁措置が効果をあげている証左といえる。

 「アリラン」は8月14日から10月中旬まで予定され、平壌市内で連日、大規模なマスゲームなどが行われることになっていた。昨年は海外の観光客を呼び込み約350万ドルの外貨を獲得しており、今年の収益も同額程度とみていたという。

 ところが、北朝鮮系ウェブサイト「民族通信」などによると、北朝鮮の国連代表部は28日、在米北朝鮮系団体「在米同胞全国連合会」のユン・キルサン会長に公演の中止を通達。その理由を「7月の豪雨による水害のため」と説明し、来年春に改めて開催する計画を伝えた。

 北朝鮮では7月中旬、平安道、黄海道、江原道地域など中部を中心に記録的な集中豪雨に見舞われ、数百~数千人が行方不明となり、住居や農産物の被害も深刻だとされる。しかし、複数の日本政府関係者によると、開催地の平壌などでは「アリラン」を中止するほどの被害はなかったことが判明。中止の背景には、万景峰の入港禁止により、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)などからの資金、物資の支援が困難になり、北朝鮮側が見込んだ日本からの祭典参加者や観光客ら約1万2000人の移動も難しくなったことがある。

 政府は、北朝鮮が今後も弾道ミサイル発射など日朝平壌宣言に対する違反を続ければ、改正外為法に基づく金融制裁などの追加措置に踏み切る方針で、そうなればさらに高い制裁効果が見込まれる。

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Sankei Web 産経朝刊 アリラン中止、日本の対北制裁効果 観客動員できず(08/01 05:00)