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総務省、NHKへ3月末に要請 「拉致」重点扱い

 総務省がNHKに対し、短波ラジオ国際放送で拉致問題を重点的に扱うよう口頭で要請していたことが分かった。今年4月1日付の命令書を3月末に交付する際に、総務省幹部がNHKの橋本元一会長を同省に呼んで口頭で伝えた。拉致問題をめぐっては、菅総務相が先週、重点扱い命令に前向きの姿勢を表明したが、その伏線があったことが明らかになった。

 放送法では、NHKの短波ラジオ国際放送に対して、国費が投入される見返りに総務相が放送事項を指定する「命令放送」ができることが定められている。ただ、これまでの命令は考え方の大枠を示すにとどめており、4月1日付の命令でも文書の上では「時事」「国の重要な政策」「国際問題に関する政府の見解」の3点に関する報道・解説となっていた。

 総務省側が3月末、命令に基づいて重点的に扱ってほしいと口頭で求めたのは「拉致」のほか、「テロ」と「自然災害」。この要請はその後、NHKの担当部局にも伝えられたという。番組内容に影響を与えたかどうかははっきりしない。

 政府は今年3月、安倍官房長官(当時)の主導で拉致問題専門幹事会に分科会をつくるなど、拉致問題への取り組みを強めていた。総務省の要請はこうした動きを踏まえたものとみられる。
asahi.com:総務省、NHKへ3月末に要請 「拉致」重点扱い?-?テレビ・ラジオ?-?文化芸能

北朝鮮・拉致問題:救出を願い写真展 県内開催を前に家族ら記者会見 /愛媛

 「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための写真展」(救う会愛媛、愛媛拉致議連、大政由美さん連絡会主催)が、松山市宮西1のフジグラン松山店(21~26日)と県庁第1別館ロビー(23~26日)で行われる。開催を前に16日、「救う会愛媛」の中矢民三郎会長と、特定失そう者のうち3人の家族らが県庁で記者会見を開いた。
 中矢会長によると、拉致問題に関する写真展は県内初。12月10~16日の「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」行事の一環で、拉致被害者らの写真約70点を2会場に分けて展示する。
 91年3月、韓国旅行中に失そうした大政由美さん(当時23歳、三重大研究生)の母悦子さん(65)は北朝鮮の核実験に対する国連制裁決議に触れ、「人道上の問題という形で拉致に関する文言が入り、国際社会も取り組んでくれるのかと喜んでいます」と語った。また62年9月ごろ東京で失そうした二宮喜一さん(当時24歳、会社員)の姉、森八千代さん(73)は「1枚1枚の写真に、家族の万感の思いが込められています。多くの方々に関心を持っていただきたい」と訴え。71年に今治市で失そうした山下綾子さん(当時28歳、看護師)のいとこ、長島清志さん(72)は「被害者も家族も相当な年齢に達しました。安倍政権には早期解決を期待したい」と語った。【古谷秀綱】
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- 毎日新聞 - 北朝鮮・拉致問題:救出を願い写真展 県内開催を前に家族ら記者会見 /愛媛

中国 一部の検査実施に前向き

国連安全保障理事会の制裁決議に盛り込まれた北朝鮮を出入りする貨物の検査をめぐり、中国の王光亜国連大使は「決議は履行されなければならない」と述べ、強制的な措置を取らない一部の検査については実施に前向きな立場を示しました。

北朝鮮による核実験実施の発表を受けて国連安保理が14日に採択した決議には、北朝鮮による大量破壊兵器の違法な取り引きにかかわる物資の移動を阻止するため、加盟各国が北朝鮮に対して「貨物検査を含む協力行動を行う」と定めています。この措置について、中国は、これまで「北朝鮮を刺激し、事態を悪化させるおそれがある」として、実施に否定的な立場を繰り返していましたが、王光亜国連大使は、16日、記者団に対し「国連憲章第7章に基づく安保理決議は履行されなければならない」と述べて、これまでの立場から一歩進んで一部の検査の実施に前向きな考えを示しました。ただ、王大使は「中国は検査は行うが、それは輸送の阻止や妨害を伴う行動とは別だ」とも述べ、検査は強制的な措置を伴わない範囲にとどめるとしています。王大使のこうした発言には、北朝鮮と国境を接する中国が制裁決議の抜け穴になりかねないという指摘をかわそうというねらいがあったものとみられます。
NHKニュース