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中国銀行 北朝鮮への送金停止

中国の4大商業銀行の1つ「中国銀行」が一部の支店で北朝鮮への送金を停止し、北朝鮮への制裁措置を含む決議が国連安保理で採択されたなか、中国としても北朝鮮への資金流入を厳しくチェックする措置に乗り出したのではないかという見方が出ています。

関係者によりますと、中朝国境の都市、遼寧省の丹東にある中国銀行の支店が、16日から送金手続きを停止しているということです。また、同じ遼寧省にある瀋陽の支店でも、イランやキューバなどとともに北朝鮮に対する送金を以前から停止しているということです。さらに、別の支店では、送金は可能だとしながらも「国際情勢が厳しいので送金しないほうがいい」と述べており、厳しい審査が行われていることを示唆しています。丹東や瀋陽は、北朝鮮のビジネスマンが多数滞在し、中国国内の各地に出向いて活動しており、とりわけ中国銀行の丹東支店は中国から北朝鮮への送金の窓口になっているとみられていました。北朝鮮への制裁措置を含む決議が国連安保理で採択されたタイミングでの送金停止だけに、中国政府としても北朝鮮へ資金の流入を厳しくチェックする措置に乗り出したのではないかという見方が出ています。
NHKニュース

北朝鮮に「高い代価」分からせるべき 中国側、扇氏に

 中国共産党序列2位の呉邦国(ウー・パンクオ)全国人民代表大会常務委員長(国会議長に相当)は16日、訪中している扇千景参院議長と会談し、核実験実施を発表した北朝鮮に対する制裁決議に関連して、北朝鮮に「高い代価を払わされることを分からせるべきだ」と述べた。

 扇氏らの説明によると、会談で扇氏が北朝鮮の核問題解決のために中国側に努力を要請。呉委員長は、北朝鮮に対する制裁の必要性について認めたうえで、「ただし、窮地に追い込んではいけない。それが中日両国共通の利益だ」とした。さらに「がけっぷちまで行かせてエスカレートさせてはいけない」と述べたという。

 扇氏は同日、賈慶林(チア・チンリン)全国政治協商会議主席、曽慶紅(ツォン・チンホン)国家副主席とも相次いで会談した。
asahi.com:北朝鮮に「高い代価」分からせるべき 中国側、扇氏に?-?政治

北朝鮮 決議は宣戦布告と声明

国連安全保障理事会が北朝鮮に対する制裁措置を含む決議を採択したことに対し、北朝鮮は、17日午後、「わが国に対する宣戦布告だ」と強く非難したうえで、今後のアメリカの動向に応じて取る措置を決めると警告する声明を発表しました。

これは、北朝鮮が、外務省スポークスマンの声明として、17日午後、発表したものです。国連安保理が14日に北朝鮮に対する制裁措置を含む決議を採択して以降、北朝鮮が声明という形で反応を出したのは初めてです。この中で、北朝鮮は、安保理決議について「わが国を崩壊させようとしているアメリカの脚本に従ったものであり、わが国に対する宣戦布告にほかならない」と強く非難したうえで「決議を断固糾弾し、全面的に排撃する」として受け入れを拒否しています。また、北朝鮮は「堂々たる核保有国となった今、誰かの圧力や脅しに屈することはない」として、実験によって名実ともに核保有国になったとアピールしています。そのうえで「われわれは、今後のアメリカの動向を注視し、それによって該当する措置を取っていく」と警告しました。ただ、声明は、2回目の核実験を行うかどうかや、核開発などに関連した物資の移転や金融取引の停止といった決議が定めた制裁措置への対応については触れませんでした。
NHKニュース