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金総書記と会談=中国国務委員、胡主席のメッセージ伝達

 【北京19日時事】北朝鮮訪問中の中国の唐家セン国務委員は19日午前、平壌で金正日労働党総書記と会談した。唐国務委員は北朝鮮による核実験を受け、胡錦濤国家主席の特使として訪朝、金総書記に胡主席のメッセージを伝えた。北朝鮮が2回目の核実験を行う懸念が高まる中、胡主席は情勢を悪化させず、6カ国協議に復帰するよう金総書記に強いメッセージを送ったもようだ。
 今回の訪朝は、ライス米国務長官が20日に訪中するのを控え、金総書記から核実験問題などで前向きな対応を引き出せるかどうかが焦点。国営新華社通信は19日、唐国務委員と金総書記の会談についての報道で胡主席のメッセージの内容や金総書記の反応を伝えておらず、説得は難航したとみられる。
 中国外務省の劉建超報道局長はこの日の定例記者会見で、唐国務委員と金総書記は「中朝関係や朝鮮半島情勢について突っ込んだ意見交換を行った」と説明。唐国務委員が先に米国とロシアを訪問したことを踏まえ、「訪朝には重要な意義がある」と強調したが、会談の詳細な内容は「把握していない」と述べた。 
(時事通信) - 10月19日21時0分更新
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胡主席「北朝鮮に国際社会の強烈な反応知らしめる」

【北京=杉山祐之】中国の胡錦濤国家主席は17日、北京の人民大会堂で、訪中した扇参院議長と会談し、北朝鮮の核実験について、「北朝鮮に対しては、国際社会の強烈な反応を知らしめる必要がある」と述べ、異例の強い表現で、北朝鮮の核保有阻止のため強い圧力をかけるとの基本姿勢を表明した。


 最高指導者である胡氏の姿勢は、対北朝鮮制裁を巡る中国の具体的行動の方向性を決定づける。中国は16日以降、中朝国境地帯での貨物検査や金融機関の送金停止に着手したが、一連の動きは、指導部の厳しい姿勢を反映している模様だ。

 胡氏はまた、核実験前、中国がさまざまなチャンネルを通じて北朝鮮に自制を求めた経緯を紹介。その上で、「遺憾なことに、北朝鮮は我々の勧告を聞かなかった」と語り、北朝鮮が中国の立場を無視したことへの強い不快感を表明した。

 さらに、核実験後も中国が北朝鮮に対し、非核化の承諾を順守し、情勢悪化につながる行動は取らず、6か国協議に戻るよう求めたことを明らかにした。

 一方で胡氏は、制御できない事態になることを避ける上で、国際社会側にも冷静な対応が求められるとの考えも強調。日本など関係各国とともに、6か国協議の早期再開、半島非核化実現に向けて努力すると述べた。

(2006年10月17日20時32分 読売新聞)
胡主席「北朝鮮に国際社会の強烈な反応知らしめる」 : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

来年1月に底? 北のWFP確保分食糧

【ソウル=久保田るり子】北朝鮮によるミサイル発射や核実験で国際社会の食糧支援が冷え込み、世界食糧計画(WFP)が確保した食糧は来年1月で底をつくことが分かった。来春、北朝鮮住民は厳しい食糧難に直面する恐れが強い。

 WFPのハギンス報道官は17日、自由アジア放送の取材に「北朝鮮の最貧困層100万人を対象に実施してきたWFPの食糧支援活動は、援助国からの財政支援が確保できないため来年初めに中断の危機にひんする」と述べた。WFPアジア地域担当局長は同日、米国務省の海外向け放送「VOA(ボイス・オブ・アメリカ、アメリカの声)」に「これまで人道支援の中断を明言した国はないものの、援助国は北朝鮮を取り巻く状況から支援の意欲を失いつつある」と述べた。いずれも韓国の通信社、聯合ニュースが18日伝えた。

 北朝鮮の穀物必要量は年間約490万トン。国連食糧農業機関(FAO)の報告では今年は395万トンの収穫が見込まれたが、その後の水害で予想を下回るのが確実な情勢だ。今年5月に北朝鮮がWFPと結んだ食糧援助協定の支援食糧は年間約15万トン。これが底をつくほか、これまで年間40万トンのコメを支援してきた韓国もミサイル発射に抗議して食糧支援を中断しており、現状では100万トン以上の食糧が不足する見込みだ。

 北朝鮮は90年代半ば、餓死者が数10万人とも「200万人」(黄長●・元朝鮮労働党書記)ともいわれる食糧難を経験した。このときスローガンに使われたのが「苦難の行軍」だった。北朝鮮は核実験の直後から国際社会の制裁論議が強まる中で、「労働新聞」などが「苦難の行軍精神」を持ち出し、食糧難、生活苦に予防線を張っている。

●=火ヘンに華

(10/19 00:21)
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