胡主席「北朝鮮に国際社会の強烈な反応知らしめる」 | trycomp2のブログ

胡主席「北朝鮮に国際社会の強烈な反応知らしめる」

【北京=杉山祐之】中国の胡錦濤国家主席は17日、北京の人民大会堂で、訪中した扇参院議長と会談し、北朝鮮の核実験について、「北朝鮮に対しては、国際社会の強烈な反応を知らしめる必要がある」と述べ、異例の強い表現で、北朝鮮の核保有阻止のため強い圧力をかけるとの基本姿勢を表明した。


 最高指導者である胡氏の姿勢は、対北朝鮮制裁を巡る中国の具体的行動の方向性を決定づける。中国は16日以降、中朝国境地帯での貨物検査や金融機関の送金停止に着手したが、一連の動きは、指導部の厳しい姿勢を反映している模様だ。

 胡氏はまた、核実験前、中国がさまざまなチャンネルを通じて北朝鮮に自制を求めた経緯を紹介。その上で、「遺憾なことに、北朝鮮は我々の勧告を聞かなかった」と語り、北朝鮮が中国の立場を無視したことへの強い不快感を表明した。

 さらに、核実験後も中国が北朝鮮に対し、非核化の承諾を順守し、情勢悪化につながる行動は取らず、6か国協議に戻るよう求めたことを明らかにした。

 一方で胡氏は、制御できない事態になることを避ける上で、国際社会側にも冷静な対応が求められるとの考えも強調。日本など関係各国とともに、6か国協議の早期再開、半島非核化実現に向けて努力すると述べた。

(2006年10月17日20時32分 読売新聞)
胡主席「北朝鮮に国際社会の強烈な反応知らしめる」 : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)