中国 一部の検査実施に前向き | trycomp2のブログ

中国 一部の検査実施に前向き

国連安全保障理事会の制裁決議に盛り込まれた北朝鮮を出入りする貨物の検査をめぐり、中国の王光亜国連大使は「決議は履行されなければならない」と述べ、強制的な措置を取らない一部の検査については実施に前向きな立場を示しました。

北朝鮮による核実験実施の発表を受けて国連安保理が14日に採択した決議には、北朝鮮による大量破壊兵器の違法な取り引きにかかわる物資の移動を阻止するため、加盟各国が北朝鮮に対して「貨物検査を含む協力行動を行う」と定めています。この措置について、中国は、これまで「北朝鮮を刺激し、事態を悪化させるおそれがある」として、実施に否定的な立場を繰り返していましたが、王光亜国連大使は、16日、記者団に対し「国連憲章第7章に基づく安保理決議は履行されなければならない」と述べて、これまでの立場から一歩進んで一部の検査の実施に前向きな考えを示しました。ただ、王大使は「中国は検査は行うが、それは輸送の阻止や妨害を伴う行動とは別だ」とも述べ、検査は強制的な措置を伴わない範囲にとどめるとしています。王大使のこうした発言には、北朝鮮と国境を接する中国が制裁決議の抜け穴になりかねないという指摘をかわそうというねらいがあったものとみられます。
NHKニュース