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拉致被害者の家族が署名活動

拉致問題の解決などを目指して、ことし新たに設けられた北朝鮮による人権侵害を考える週間が10日から始まり、拉致被害者の家族が各地で署名活動を行って被害者全員の救出を訴えました。

このうち、さいたま市の浦和駅前では、拉致被害者の田口八重子さんの兄の飯塚繁雄さんと長男の耕一郎さんが署名活動を行いました。2人が「被害者を一刻も早く取り戻せるよう協力をお願いします」と呼びかけると、道行く人が次々に署名していました。飯塚繁雄さんは「毎年冬が来ると、妹が寒い中どうしているだろうかとかわいそうでしかたがなくなります。早く日本の暖かいぬくもりの中で過ごさせてやりたい」と話していました。また、神戸市の繁華街では、有本恵子さんの父親の明弘さんと母親の嘉代子さんが街頭に立ち、署名を呼びかけました。母親の嘉代子さんは「この期間中、署名活動や写真展などを各地で行って、あらためて国民の関心を呼び起こしたい」と話していました。鹿児島市では、市川修一さんと増元るみ子さんの家族や支援者ら40人余りが署名活動を行いました。通りかかった買い物客が署名に応じたり、「がんばってください」と励ましの声をかけたりしていました。市川修一さんの兄の健一さんは「問題解決のためには世論の高まりが大切です。来年こそなんとか弟を取り戻したい」と話していました。増元るみ子さんの姉の平野フミ子さんは「来年が無理なら、もう二度と妹に会えない気もします。政府にはがんばってほしいです」と話していました。拉致被害者の家族は、今月16日までの期間中、写真展や国際会議を開いて拉致問題解決を強く訴えることにしています。
NHKニュース

「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」始まる

 北朝鮮による深刻な人権侵害の状況を訴える「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」が10日から始まりました。

 「救える人をすぐ救うという行動が、北の国内にも大きな変化をよび起こしていく」(北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会 山田文明 代表)

 今年6月に成立した「北朝鮮人権法」では、10日から16日までを「北朝鮮による人権侵害の問題を啓発する週間」と定めています。

 10日、さいたま市で開かれたシンポジウムでは、「帰国事業」の宣伝映画などが上映され、脱北した在日韓国人の女性たちが「きれいな映像の中に、北で苦しむ帰国者の生活がある」などと訴えました。

 午後からは、脱北者をめぐる現状などについて日米韓3か国の人道支援団体の代表らが討論を行い、「核問題だけについて協議をすれば、北が勝つことになる」と、人権問題について協議する必要性を強調しました。(10日16:37)
TBS News-i

脱北者の保護訴える 人権侵害問題啓発週間初日

北朝鮮問題のシンポジウムがさいたま市で開かれ、「拉致や脱北者の問題解決には、金正日体制の崩壊しかない」という意見が相次ぎました。

 北朝鮮民主化連合・スザンヌ・ショルテ氏:「(拉致問題の)唯一の解決策は、金正日がいなくなることだ。金正日がいなくならない限り、拉致問題は解決しない」
 シンポジウムには、韓国やアメリカで脱北者問題に取り組む活動家や、特定失踪者問題調査会の荒木和博代表らが参加し、北朝鮮や中国での脱北者の人権状況などについて話し合われました。最近では、脱北することが厳しくなっていて、参加者は「支援の強化や、日本及び関係国の政府に脱北者の保護を強く働きかけることが必要だ」と訴えました。また、拉致被害者家族会の飯塚繁雄さんは「北朝鮮に日本の強い意志をはっきりと示す良い機会。一緒に戦ってほしい」と呼びかけました。北朝鮮の人権問題にかかわるこうした活動は16日まで行われ、拉致被害者らの写真展や国際会議などが開催されます。
ANN NEWS