拉致問題 日朝で作業部会を
安倍総理大臣は、衆議院予算委員会で、北京で再開された6か国協議について、北朝鮮に対して核の放棄に向けた具体的な行動を取るよう促すとともに、拉致問題など日朝2国間の問題を話し合う作業部会を設置することが必要だという考えを示しました。
衆議院予算委員会では、9日から、安倍総理大臣とすべての閣僚が出席して、平成19年度予算案に対する基本的質疑が始まりました。この中で、自民党の丹羽総務会長は「再開された北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議に対する国民の関心は高い。日本として譲れない条件は何か」と質問しました。これに対して、安倍総理大臣は「北朝鮮に対し、核の放棄に向けて早期に具体的な行動を取るよう促すことが重要で、関係各国との連携を強化したい。一方、日本と北朝鮮との間には拉致問題がある。解決のためには日本と北朝鮮が交渉することが重要で、6か国協議の場でそうした枠組みができることが大切だ」と述べ、拉致問題など日朝2国間の問題を話し合う作業部会を設置することが必要だという考えを示しました。また、安倍総理大臣は、パートタイム労働者の待遇改善について「基本給やボーナスの決定、教育訓練の実施、社員食堂や福利厚生施設の利用などを、働き方の実態に応じてきめ細かく改善を図るため、パートタイム労働法の改正案を提出したい」と述べました。
NHKニュース
米国務長官 具体的成果に期待
北京で再開した6か国協議について、アメリカのライス国務長官は「慎重ながら楽観的にみている」と述べ、北朝鮮の出方を警戒しながらも具体的な成果に期待を示しました。
ライス国務長官は8日、議会上院の外交委員会で、6か国協議について「慎重ながら楽観的にみている。朝鮮半島の非核化を目指すおととしの共同声明の履行に向けて動き出すことができるかもしれない」と述べ、北朝鮮の核の放棄に向けた具体的な措置で合意に達することに期待を示しました。ただ、ライス長官は「卵がかえるまで、ひなを数えたりはしない」とも付け加え、北朝鮮の出方を警戒しながら協議の行方を見守る姿勢を示しました。また、アメリカ国務省のケーシー副報道官は記者会見で、初日の6か国協議は建設的な話しあいだったと評価したうえで、「今回の協議は長い道のりの最初の一歩にすぎない」と重ねて指摘し、今回の協議を通じて合意が得られたとしても、北朝鮮が合意を確実に実施に移すよう求めていくことが欠かせないという立場を示しました。
NHKニュース
北朝鮮、数億ドル分の燃料と国交など要求…米TV報道
【ワシントン=貞広貴志】米MSNBCテレビは8日、北京で開催中の北朝鮮の核問題を巡る6か国協議で、北朝鮮が核計画の停止・無効化と査察受け入れの見返りに、「数億ドル分の燃料」供給と米国との国交樹立、国連制裁の解除を要求したと報じた。
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米当局者が明らかにした。
北朝鮮当局者は、6か国協議を前に平壌を訪れた米専門家らに対し、50万トン超の重油、またはこれに見合う電力の供給を求める方針を明らかにしていた。
(2007年2月9日13時53分 読売新聞)
北朝鮮、数億ドル分の燃料と国交など要求…米TV報道 : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)