6カ国協議:北要求の「2百万KW」は原子炉2基分相当
【北京・大塚卓也】電力業界関係者によると、6カ国協議で北朝鮮が要求しているとされる「200万キロワットの電力」は100万キロワットの発電能力を持つ最新原子炉2基分に相当し、中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市、原子炉5基、総発電能力約500万キロワット)の約半分の能力に当たる。
日本の家庭の標準的な契約電力は4キロワット。200万キロワットは50万世帯に対する電力供給に相当する。北朝鮮は日本ほど電気製品が普及していないため、より多くの家庭の電力をまかなえる。
中部電力幹部によると、愛知県内のトヨタ自動車直営12工場の合計消費電力量は50万キロワット強で、北朝鮮要求量の4分の1を消費している計算だ。
毎日新聞 2007年2月11日 20時58分 (最終更新時間 2月11日 21時59分)
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金融制裁:米が「30日以内解除」保証した 朝鮮新報報道
【北京・西岡省二】在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の機関紙「朝鮮新報」(電子版)は11日、1月にベルリンで開かれた米朝会合で、米国が北朝鮮に対し、マカオの銀行「バンコ・デルタ・アジア」(BDA)での金融制裁を30日以内に解除することを保証したと報じた。また同会合では米朝は60日以内に、6カ国協議の共同声明(05年9月)履行の初期段階措置を取ることを決めたという。
同紙によると、ベルリン会合でヒル国務次官補と金桂冠(キムゲグァン)外務次官が協議した際、金融制裁の解除が確約される一方、北朝鮮側が寧辺(ニョンビョン)核施設稼働を中止して国際原子力機関(IAEA)との合意によって必要な監視・検証を受ける▽米国は経済及びエネルギー支援を始める--という内容の初期段階措置を米朝双方が確認したという。
このため同紙は、北京で開催中の6カ国協議で北朝鮮代表団が「米国の『裏切り行為』に不信感を表している」と伝えた。
毎日新聞 2007年2月11日 20時35分 (最終更新時間 2月11日 21時36分)
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<6カ国協議>米国は事 態打開へ 「2百万KW要求」で誤算
6カ国協議は4日目の11日になってもエネルギー支援問題で各国の駆け引きが続いた。北朝鮮が切り出した年間200万キロワットなどエネルギー支援の要求は、支援を分担することになる5カ国の「腹の探り合い」という複雑な状況をもたらした。米国はこの問題を作業部会へ先送りすることで、事態打開を図りたい意向だ。
最終更新:2月12日0時42分
毎日新聞
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