米副大 統領、「拉致の重視」支持を訪日で表明へ
米政府高官は16日、チェイニー副大統領が20日からの訪日で、拉致問題を重視する日本の立場に理解を示し、支持を表明する方針を明らかにした。北朝鮮に厳しい態度をとるチェイニー氏は、安倍首相らとの会談で、北朝鮮の核問題をめぐる6者協議での合意文書の採択を受け、改めて日米同盟の連携強化の重要性を確認する。
同高官は「副大統領は、北朝鮮のミサイル問題や拉致問題で米国が日本を非常に支持していると日本国民に表明するだろう」と語った。6者協議の枠組みで設置が決まった日朝国交正常化の作業部会で拉致問題が取り上げられる見通しだが、米朝の対話ムードが進むことには日本側に危機感もある。今回の訪日は、日米の共同歩調を確認する機会となりそうだ。
一方、同高官はイラクやアフガニスタンでの日本の自衛隊の支援を評価するとともに、さらなる貢献への期待感を示した。チェイニー氏の訪日では、ブッシュ大統領が推進するイラクへの米軍増派についても日本側に説明し、協力を求める考えと見られる。
チェイニー氏は今回、米国の同盟国である日本、オーストラリアを訪問する予定。同高官によると、21日に安倍首相や麻生外相らとの会談を予定しているが、米国の対イラク開戦を「判断が間違っていた」と批判した久間防衛相との会談は予定されていないという。
asahi.com:米副大統領、「拉致の重視」支持を訪日で表明へ?-?政治
映画「めぐみ」公開で、松本さんが拉致事件へ理解訴え
北朝鮮による横田めぐみさん拉致事件を題材にした映画「めぐみ-引き裂かれた家族の30年」の山陰での公開が始まった十七日、拉致被害者の松本京子さん=米子市和田町、失跡当時(29)=の兄、孟さん(60)が同市内の映画館に来館。拉致事件に多くの人が関心を持ってもらうよう呼び掛けた。
孟さんは上映前、来場者に向かい「横田さんの家族の思いが詰まった作品。感想を周囲に紹介し、鑑賞を呼び掛けてほしい」と訴えた。
京子さんの同級生の会代表の矢倉修さん(59)=境港市新屋町=も一緒に訪れて鑑賞。めぐみさんを気遣う家族の心情を描いた作品に感慨深い様子で「京子さんもどういう生活をしているのかと気になる。せつない思いだ」と話し、事件の早期解決を願った。
作品は山陰両県では、米子市の米子駅前SATY東宝と松江市の松江SATY東宝で、ともに三月二日まで公開される。
山陰中央新報 - 映画「めぐみ」公開で、松本さんが拉致事件へ理解訴え
北朝鮮、「核抑止力」保有の軍事大国強調・金総書記の誕生日祝宴会
【ソウル=池田元博】17日の朝鮮中央放送によると、北朝鮮の金正日総書記の65歳の誕生日を祝う慶祝宴会が16日、平壌の人民文化宮殿で開かれた。金永南最高人民会議常任委員長は演説で、金総書記の指導の下で北朝鮮が「自衛的核抑止力まで保有した軍事強国としてそびえ立ち、わが祖国の歴史的な地位と国力の強化において根本的な転換が起こるに至った」と述べた。ラヂオプレスが伝えた。
北朝鮮では15日に開いた金総書記の誕生日を祝う中央報告大会でも「堂々たる核保有国の地位に上った」(崔泰福労働党書記)といった発言が出ている。先の6カ国協議で北朝鮮は核放棄に向けた「初期段階の措置」に同意したが、昨年10月の核実験後に主張するようになった「核保有国」の地位を誇示する姿勢は変えていないようだ。
北朝鮮は6カ国協議で採択した合意文書についても、朝鮮中央通信が「核施設稼働の臨時中止と関連して重油100万トン分に当たる経済・エネルギー支援を提供する」などと報道。合意文書に明記した「無能力化」とは別の解釈をしている。 (19:51)
NIKKEI NET:主要ニュース