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「拉致」進展、3段階で判断・7日から日朝交渉

 政府は7日からベトナムで開く日朝国交正常化に関する作業部会で、拉致問題に対する北朝鮮の出方に応じ、3段階で対応する。北朝鮮が「解決済み」との態度を「未解決」に改めれば制裁強化はせず協議を継続。「具体的進展」があれば核施設の停止・封印の見返りのエネルギー支援を検討する。「進展」の認定は、拉致被害者全員の帰国など「解決」につながるかどうかを重視。世論をにらみ、安倍晋三首相自ら慎重に見極める。

 「拉致問題の完全解決を目指して、前進を目指して、全力を尽くすように」。首相は1日、日朝作業部会の団長を務める原口幸市・日朝国交正常化交渉担当大使を首相官邸に呼び、拉致問題が解決しなければ国交正常化はないとの基本方針を堅持するよう指示した。安倍政権では拉致問題が最重要事項。国交正常化の先行はありえない。(07:02)

NIKKEI NET:政治 ニュース

与党幹部、対中パイプ作り競う・北朝鮮問題では平行線

 与党幹部が相次ぎ中国を訪問し、それぞれの得意分野で中国側とのパイプづくりを競い合っている。昨年10月の安倍晋三首相の中国訪問による両国関係の修復を反映した格好で、2日、訪中を終え帰国する自民党の丹羽雄哉総務会長は、厚労族幹部として入念に準備してきたがん治療薬の共同開発で合意。「戦略的互恵関係」の具体化へ一定の成果を得た。

 ただ、一連の会談では北朝鮮問題を巡る立場の違いも表面化した。「それは北朝鮮に言ってはどうか」。戴秉国外務次官は、拉致問題の全容解明を北朝鮮に働きかけるよう求めた丹羽氏をこう突き放した。日朝の2国間協議の早期進展を促し、対北朝鮮エネルギー支援に日本を参加させたい中国の「本音」がのぞく。(07:02)

NIKKEI NET:政治 ニュース

北朝鮮で麻薬乱用拡大=対中国境の密輸増加か-米報告書

 【ワシントン1日時事】米国務省は1日、「国際麻薬統制戦略報告2007年版」を発表した。報告書は、北朝鮮国内で麻薬乱用と密売が拡大しているほか、中朝国境地帯での麻薬密輸が増えている兆候があると指摘。精巧な偽造ドル紙幣「スーパーノート」や偽造たばこの密輸も続いていると警告した。
 報告書は、北朝鮮が06年3月に麻薬売買を取り締まる厳しい政令を出したことを確認。政令発布は、国内での麻薬乱用・売買が北朝鮮当局にとっても看過できない状況になっている事実を示唆していると分析した。

時事ドットコム:北朝鮮で麻薬乱用拡大=対中国境の密輸増加か-米報告書