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渡辺秀子さん夫 自衛隊幹部らに現金渡す

73年に渡辺秀子さん親子が失そうした事件で、渡辺さんの夫・高大基氏は北朝鮮の工作員で、当時の防衛大幹部や海上保安庁幹部らに現金を渡すなど、情報を集めるための買収工作をしていた。失そう前の渡辺さんが、親友に話していたという。

 渡辺さんの親友・小田久子さんは「(渡辺さんの夫が)北海道・帯広に来たとき、第5師団というんですか、自衛隊の幹部の方と十勝川温泉で飲んで食べて、そこに秀子ちゃんが同席したことがあり、そこでも(夫が幹部に)100万円渡した」「北海道・旭川でも自衛隊と会っていた」「防衛大学の幹部と競艇を見に行ったときもお金を渡していた」「北海道・小樽の海上保安庁の幹部と会い、料亭で飲み食いし、お金をあげた。(Qどのくらい渡していた?)100万円くらい。『こんなよ』と言っていた」「札幌の旧『電電公社』、今で言う『NTT』の機械課の人と会って、飲ませて食べたりして小遣いをあげていたと言っていた」と話した。高氏は、幹部に多額の現金を渡して防衛情報を収集していたものとみられている。

 警視庁公安部は小田さんから先月、事情を聴いたということで、今後、高氏の活動の実態についても調べることにしている。

日テレNEWS24

"2児拉致"関与で主犯格の女、マカオ凍結口座を運用

渡辺秀子さんの2人の子供が拉致された事件で、現在、北朝鮮にいる主犯格の女が、アメリカによる金融制裁で凍結されていたマカオの銀行「バンコ・デルタ・アジア」の口座に300万円を送るよう、日本の知人に依頼していたことが分かりました。

 北朝鮮の工作組織だった貿易会社「ユニバース・トレイディング」の木下陽子元取締役は1974年6月に、渡辺秀子さんの子供・高敬美さんと剛ちゃんを北朝鮮に連れ出すよう部下の工作員に指示した疑いが持たれています。木下元取締役は、1979年5月に北朝鮮に渡りましたが、その後、日本にいる知人に対し、「300万円を送金してくれ。そうでないと、刑務所に入れられてしまう」と連絡してきました。その際、振込先としてマカオにある銀行「バンコ・デルタ・アジア」の口座を指定してきたということです。この口座は、北朝鮮の偽ドル札や覚せい剤取引のマネーロンダリングに利用されている疑いがあるとして、アメリカが金融制裁で凍結していた口座の1つでした。警視庁などは、木下元取締役が北朝鮮本国の工作組織のもとで活動している実態を示すものとみて、さらに調べを進めています。

ANN NEWS

2児拉致、実行犯とみられる女ら聴取へ

北海道出身の渡辺秀子さんの2人の子供の拉致事件で、警視庁など警察当局は近く、日本国内にいる実行犯とみられる女ら関係者を事情聴取する方針を固めました。

 この事件は1973年、 渡辺秀子さんと長女の敬美ちゃん(6)、長男の剛ちゃん(3)の3人が失踪し、翌74年の6月中旬、子供2人が福井県小浜市から工作船で北朝鮮に拉致されたものです。

 警視庁と兵庫県警は共同捜査本部を設置し、北朝鮮で生存していると見られるリーダー格の59歳の女工作員について、国外移送目的誘拐の疑いで逮捕状をとり、国際手配する方針ですが、その後の調べで、子供2人を北朝鮮に拉致したとみられる、実行犯の女(55)が現在、再入国し、日本国内に住んでいることもわかりました。

 「否定も肯定もしません。否定したら否定したで、肯定したら肯定したでうるさい」(実行犯とみられる女の夫)

 この実行犯の女については、7年の時効が成立しているとみられますが、警察当局は、この女を含めた関係者から、近く事情聴取するとともに、拉致が北朝鮮本国の指示に基づき行われたとみて、事件の全容解明を進める方針です。(13日11:03)

TBS News-i