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“拉致の2児 社員宅を転々”

北海道出身の渡辺秀子さんの子ども2人が北朝鮮に拉致された疑いがある事件で、工作員の活動拠点だったとされる貿易会社の複数の関係者が「子どもたちは、母親がいなくなったあと、社員の家を転々とさせられていた」と話していることがわかり、警視庁などは拉致されるまでの詳しい経緯を調べています。

この事件は、北海道出身の渡辺秀子さん(当時32歳)の長女の敬美さん(当時6歳)と長男の剛さん(当時3歳)の2人の子どもが、昭和49年6月ごろ北朝鮮に拉致された疑いがあるもので、警視庁などは捜査本部を設置して捜査を進めています。渡辺さん親子は、昭和48年の12月ごろ、東京・品川区の貿易会社を活動拠点にしていた北朝鮮の工作員らによって監禁され、渡辺さんは、その後、殺害されたとみられています。敬美さんと剛さんについて、貿易会社の社員の妻など複数の関係者が「子どもたちは、母親がいなくなったあと、2~3週間ごとに社員の家を転々とさせられ、食事などの世話を受けていた」と話していることがわかりました。2人の姿は昭和49年5月末ごろには見られなくなったということで、リーダー格の工作員の女の指示で福井県小浜市の海岸から工作船に乗せられたとみられています。警視庁は、貿易会社の関係者などからさらに事情を聞いて、北朝鮮に拉致されるまでの詳しい経緯を調べています。

NHKニュース

凍結解除 北朝鮮“近く確認”

マカオの銀行にある北朝鮮関連口座の凍結が解除されたことについて、北朝鮮は、13日、「解除が実際になされたかどうかを近く確認する」としたうえで、アメリカによる制裁の解除を確認したあとに核施設の稼働停止などの措置に踏み切る考えを表明しました。

これは、北朝鮮の朝鮮中央通信が外務省スポークスマンの談話として13日に伝えたものです。この中で、北朝鮮は、さきにアメリカ財務省などが北朝鮮関連口座の凍結解除を発表したことについて、「留意する」として北朝鮮としてもアメリカの対応を重視していることを示しました。そのうえで「わが国の金融機関が今回の発表に実効性があるかどうかを近く確認するだろう」として、北朝鮮としては、解除された資金が実際に手もとに戻ったかどうかを確認する作業を近く行うことを明らかにしました。さらに、談話は、ことし2月の6か国協議で合意した初期段階の措置について、「これを履行しようというわれわれの意思に変わりなく、制裁解除が実際に証明されたときに、われわれも行動するだろう」として、北朝鮮が行うことになっている核施設の稼働停止などの措置は資金の返還が確認されてから行うとも言明しています。

NHKニュース

北朝鮮、口座凍結解除で沈黙守る=韓国外交通商相

 【ソウル 13日 ロイター】 韓国の宋旻淳・外交通商相は13日、マカオ当局による北朝鮮関連口座の凍結解除について、北朝鮮がなぜ資金を引き出さないのか、同国から説明はないと述べた。

 北朝鮮は、資金の返還が確認されれば、核施設を停止すると表明していたが、6カ国協議で合意した核施設の停止期限は14日に迫っており、期限内の履行は難しいとみられている。

 宋・外交通商相は記者団に「北朝鮮からは何の反応もない」と述べた。

 米政府は、マカオ当局がバンコ・デルタ・アジア(BDA)の北朝鮮関連口座の凍結を解除したと表明している。

2007/04/13 11:52

北朝鮮、口座凍結解除で沈黙守る=韓国外交通商相