HSBC、BDAと取引中断…「北朝鮮資金の出口」は?
北朝鮮がマカオのバンコデルタアジア(BDA)にある2500万ドルを引き出す場合、資金振替窓口の1つに挙がっている香港上海銀行(HSBC)が13日、BDAとすべての取引を中断すると伝えてきた。
北核解決のための2.13合意履行時限(4月14日)を1日前にした時点で取った措置だ。現地金融界の消息筋は16日「13日午後HSBC 本社から突然BDA側に『来週から2つの銀行間すべての取引を中断する』と知らせてきた」と明らかにした。これによってBDAが香港のHSBCに開設したすべての口座は16日に閉鎖され、BDAは HSBCを通じた小切手発行はもちろん、資金振替もできなくなった。
しかしマカオ金融監督局は混乱を懸念し、HSBCのマカオ支店にあるBDA口座だけは維持するよう措置した。金融関係者はこれを、BDAに凍結された北朝鮮資金が引き出された後、HSBCマカオ支店を通じて他の所に送金されることを源泉封鎖するための本社次元の措置であると分析した。不法疑惑がある北朝鮮資金を送金する場合、発生するかもしれない信用下落などの問題をあらかじめ遮断する目的だというものだ。
HSBCの今回の措置で北朝鮮はBDAからお金を引き出しても中国銀行(BOCK)マカオ支店を通じてのみ外部送金が可能となった。マカオには27の国内外銀行があるが、すべて零細で中国銀行とHSBCを除き、北朝鮮資金を受け取って外部に送金する可能性は高くないのが実情だ。
Japanese JoongAngIlbo
宮城・加美出身、早坂さん拉致認定を 官邸訪れ家族要請
北朝鮮に拉致された可能性が高いとされる宮城県加美町出身の元印刷工早坂勝男さん=当時(24)=の家族らが16日、首相官邸を訪れ、拉致問題担当の中山恭子首相補佐官に早坂さんの政府拉致認定と拉致問題の早期解決を要望した。「特定失踪(しっそう)者問題調査会」とともに、安倍晋三首相にあてた4万4865人分の署名簿も内閣府に提出した。
首相官邸を訪れたのは、早坂さんの兄勇治さん(69)=千葉県鎌ケ谷市=をはじめ、義兄の小山巌さん(67)=加美町原=ら10人。
勇治さんは「安倍首相が拉致問題に力を入れているので、解決を期待したい」と話し、中山補佐官は「ご家族の気持ちは十分分かります。遠い道のりだと思うが頑張ります」と答えたという。
同行した加美町の星明朗町長は「今回の署名簿提出がきっかけとなって、新しい証拠や情報が出てきてほしい。町もお手伝いしたい」と話した。
早坂さんは中学卒業後に上京。1968年、東京都墨田区の下宿先に荷物を残したまま行方不明になった。印刷工だった早坂さんが偽札づくりのため北朝鮮に拉致された可能性が高まった3年前、家族が調査会と拉致認定を求める活動を始めた。
Yahoo!ニュース - 河北新報 - 宮城・加美出身、早坂さん拉致認定を 官邸訪れ家族要請
早坂さん認定求め、兄弟らが首相補佐官に署名簿 /宮城
68年4月東京都内で失跡した加美町出身の元印刷工、早坂勝男さん(当時24歳)の兄弟らは16日、「失跡は北朝鮮による拉致」の認定を求め中山恭子首相補佐官(拉致問題担当)に4万4269人分の署名簿を提出した。
早坂さんの実兄で千葉県在住の勇治さん(69)や加美町の義兄、小山巖さん(67)らで、「私たちは状況から拉致と確信している。一刻も早く真相を究明してほしい」と要望。中山補佐官は「政府としても一生懸命調査を進めたい」と答えた。
署名数の98%は県民のもの。加美、色麻の両町を起点に署名活動が全市町村に広がった。小山さんは「信じられないほど多くの協力をいただき勇気付けられた」と感謝している。【小原博人】
4月17日朝刊
Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - 北朝鮮・拉致問題:早坂さん認定求め、兄弟らが首相補佐官に署名簿 /宮城