HSBC、BDAと取引中断…「北朝鮮資金の出口」は?
北朝鮮がマカオのバンコデルタアジア(BDA)にある2500万ドルを引き出す場合、資金振替窓口の1つに挙がっている香港上海銀行(HSBC)が13日、BDAとすべての取引を中断すると伝えてきた。
北核解決のための2.13合意履行時限(4月14日)を1日前にした時点で取った措置だ。現地金融界の消息筋は16日「13日午後HSBC 本社から突然BDA側に『来週から2つの銀行間すべての取引を中断する』と知らせてきた」と明らかにした。これによってBDAが香港のHSBCに開設したすべての口座は16日に閉鎖され、BDAは HSBCを通じた小切手発行はもちろん、資金振替もできなくなった。
しかしマカオ金融監督局は混乱を懸念し、HSBCのマカオ支店にあるBDA口座だけは維持するよう措置した。金融関係者はこれを、BDAに凍結された北朝鮮資金が引き出された後、HSBCマカオ支店を通じて他の所に送金されることを源泉封鎖するための本社次元の措置であると分析した。不法疑惑がある北朝鮮資金を送金する場合、発生するかもしれない信用下落などの問題をあらかじめ遮断する目的だというものだ。
HSBCの今回の措置で北朝鮮はBDAからお金を引き出しても中国銀行(BOCK)マカオ支店を通じてのみ外部送金が可能となった。マカオには27の国内外銀行があるが、すべて零細で中国銀行とHSBCを除き、北朝鮮資金を受け取って外部に送金する可能性は高くないのが実情だ。
Japanese JoongAngIlbo