猫、いや、家猫として出現
世界では・・・
地中海の キプロス島にある
シロウロカンボス遺跡からです
今から約9500年前の高貴な方のお墓から
人骨と共に、猫の骨が発見されています
どうも、この時代からペットとして
飼われていたと言う事です
また、古代エジプトでは、
ライオンの代わりに
猫が崇拝されていたと言います
猫の顔をしたバステト女神なるお方が
おられたそうです
当初は、雌(めす)ライオンでしたが
猫の顔に胴体は人間という
女神様に変身なさっています
日本では・・・
長崎県壱岐市の弥生時代の遺跡の、カラカミ遺跡で
今から2500年前の猫の骨が発見されています
野生の猫では無しに、
家猫として飼われていたようです
記録として見られるのは、
平安時代
宇多天皇が父の光孝天皇より譲られた
黒猫を飼っていたという記述が有ります
エジプトでは、ライオンからでしたが
日本のネコという名前
寝子(ねこ)良く寝る子
虎に似ているので、
如虎(にょこ)((虎の如(ごと)し)
なまって ネコ となったという説があります
平安時代から飼われていた猫様
現在と飼われ方が違います
紐や、綱で繋がれていたのです
反対に、犬は、放し飼いです
へ~ 全く現在と反対です 恐れ入ります
猫様 犬様より、
当時は貴重なお方だったのです
しかし、
慶長7年 高札が立ちました
洛中の猫の綱を解き、放ち飼いにすべきこと
同じく、猫売買停止の事
これに違反する者は必ず罪に処せられるべし
高札の理由、何故かは判りませんが、
放し飼いにした結果として、
鼠(ねずみ)の被害が激減したようです
猫の効果 が
農家に行くまでは、
猫の繁殖を待たねばなりません
猫が多くなり、値段も下がり
農家にも普及することとなったのです
鼠は、穀物や、蚕(かいこ)を食べて
農家を困らせていました
猫は、鼠(ねずみ)駆除の役目として
更に、重宝がられたのです
招き猫藩津(ぱんつ)を作っております
とらんくすや。親父
実は、生まれは、鼠(ねずみ)年なのです
頑張ります・・・トホホ