犬様の歴史 | ~浅草『とらんくすや。』の浅草徒然日記~

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何卒、ご了解の程お願い申し上げます

様の歴史


昨日は、猫様のお話でした

本日は、犬様のお話をしなければなりません

何故か? 日本では、

飼い犬派 65% 飼い猫派 35%です


それでは・・・犬様のお話へ・・・

動物の中で、
一番早く家畜として飼われた動物です

1万2千年前のものである、

子犬を抱いた人間が埋葬されていたと言います


古代メソポタミアや古代ギリシャでは

飼い犬であったことを示す証拠として

彫刻や壷に犬が描かれているのです

また、古代エジプトでは
犬は死を司る存在
とされました

その名は、
アヌビスの神(頭が犬、胴体が人間です)

崇拝されていた神でミイラづくりの神であります


日本でも、

縄文時代の遺跡から埋葬された
犬が見つかっています


日本書紀にても

日本武尊(やまとたけるのみこと)が道に迷った時

一匹の犬が、道案内をし、
窮地を脱する事が出来たと言います

犬様 大昔より活躍でございます


世界において 

犬様 待遇が違います

ユダヤ教 では、犬は、不浄の動物とされます
イスラム教 では、牧羊犬以外は飼われないのです
モンゴル帝国では、遊牧民であり、
犬様は、家畜の見張り等するものとして
大事にされたのです

ヨーロッパでは、邪悪なものから身を守ってくれるのが
犬様とされたのです
(すみません、猫様は魔女の使いとされ嫌われました)
イングランド、ドイツなどでは、
猟犬として重宝されました


お犬様 実は、昔は食べられていました

信じられないとお思いでしょうが、
本当なのです



日本人が、

犬様を食しなくなったのはいつからでしょう?


天武天皇様は、牛、馬、犬、猿、鶏の

肉食禁止令を出しておられます 

食べている人がいたのですね


そして、浄土真宗の宗祖 親鸞が

不浄の肉 として、犬、猿、

これを食べてはいけないと諭(さと)したのです


その後、江戸時代の生類憐みの令などで、

犬の肉を食べる人はいなくなりました

勿論、猫様の肉を食べる人もいなくなりました


悲しいかな!

中国、朝鮮半島では、

今でも、犬は食用とされていると言います

すみません ちょっと 暗くなりましたかな



犬の鳴き声 世界で違いますぞ


日本 わんわん、きゃんきゃん

英語 バウワウバーク、ハウ

ロシア語 ガフガフ

中国語 ワンワン

韓国語 モンモン

フランス語 ウワウワ

スペイン語 ジャウジャウ

ドイツ語 ハフハフ


とらんくすや。親父には、

どの国の犬様が泣かれても

maybe「わんわん」としか
聞こえないでしょうね